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切り替えのタイミングを早めるには?

【テクニックブック Vol.12】

今回はエッジの切り替えでも、二種類を整理します。
『切り替え自体が速い』のか?
『切り替えのタイミングを早くする』のか?
を考えてみたいと思います。

まずは言葉の整理から。
切り替え期自体を短くする『切り替えの速さ』
切り替え期のタイミングを早める『切り替えの早さ』
この2つは違うものです。

動くアクションの「はやさ」は『速い』
時間やタイミングの「はやさ」は『早い』
となりますね。

以上のことから。
『切り替えを速く』は前回お話ししたアルペンからの発信になります。
「すばやい」の漢字は「素早い」が一般的なのでややこしいですが。

今回はここから。

『早い切り替えのタイミング』を深掘りしてみましょう。


切り替えのタイミングを早めるとどんなことになるのか?
切り替えのタイミングを早めるには、ターンを早くやめる必要があります。
ターンラインが変わります。

ミドルターンで『早い切り替え』と言われたら、ターンは浅くなっていきます。
ターンラインのコントロールが難しくなります。
滑るターンラインが決まったら、切り替えのタイミングも決まってくるので、切り替えのタイミングを早めることのメリットが無くなります。
「ミドルターンで切り替えのタイミングを早く」
これは。
「ミドルターンよりも少し小さいターン弧」と言われたら自然と出来るものです。

ミドルを教える際に大きめのターンの人に「切り替えのタイミングを早めましょう」は正解です。
ターンラインを変えたい場合は、切り替えのタイミングから変える事も多々あります。

『ミドルターンで深さを作りながら、切り替えのタイミングを早く』これは言ってることが矛盾している事になりそうですね。

切り替えのタイミング

=ターンラインが決まれば決まるもの


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