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気持ちの中での新しい1年の始まり

昨日は母の命日でした。
6月、7月は母の痛みのピーク、として永眠と続いた月なので、
なるべく気持ちが落ち込まないように、予定を沢山入れるようにしています。あの辛く悲しい日々を思い出さないように。
でも、命日だけは母が楽になった日だから、家で静かに過ごす一日にするようにしています。

今年も、母を慕って下さった方からお花などを送って頂いたりして、
7年経っても母を覚えていてくださって、母は幸せ者だなぁと思います。
思い出して下さる皆様に感謝です。

昨年の7回忌を終えたころから、私の気持ちの整理も少しずつついてきて、
母の遺品を整理できるようになってきました。
うちには子供がいません。ですので私が死んだら誰かに遺品整理も頼らざるを得ません。そうであれば母の物は私の手で整理をしたい・・と思えるようになりました。不思議と、遺品は整理されていくのに、母をより強く近くに感じるようになりました。これは私の思い込みだと思いますが、母の誕生日や命日近く、または私が仕事で悩んでいる時、テレビや本、新聞などを通じて母からのメッセージのような物が目に飛び込んできます。
「あれ?これって母がよく言っていた言葉だな」とか、
母が娘に言葉を託すシーンだったりとか。
気のせいだと思いますが・・・それでも、私にとっては心強いアドバイスですし、母が近くにいるから大丈夫と思えます。そして何より、母の血は私の体を作ってくれているので、永遠に私は母の娘なのだという事実が勇気をくれています。

この春から勉強を始めて、「心理カウンセラー」の資格を取りました。
病を闘っている方は勿論、そのご家族や、ご遺族になられた方のお話相手になれたらいいなと思っています。それを生業にするつもりはありませんが、私自身も母が他界した当時は一時眠れなくなったり、夢見が悪かったりで、精神科のお世話にもなったので、グリーフケアも含めて、少しでも何かできれば。

今日から、私の中ではまた新たな1年の始まりです。

暑い毎日ですが、皆様もどうぞ穏やかな日々をお過ごしください。

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