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おもしろい研究者

縁あって教育の世界で働いていますが、
今日は、これまでに出会った
おもしろい研究者の先生について
書きたいと思います。


農学部に所属していたその先生は、
国からすごい金額のお金をもらって
ハチの研究しているのに偉ぶってなくて
最初は「近所の優しいおじさん」
という感じ。

のちのちに知ることですが、
実は、学部長もしていて
学会の長もしているすごい先生でした。


ある日の教授会。

17時から始まるはずの会議ですが、
学部長である先生が登場せず…。

学科長が代わりに進行して
無事に会議が終わりました。


会議が終わってから、しばらくして
学部長が「ごめん、ごめん」と言いながら
やってきました。

会議が無事に終わったことをお伝えして
どうして会議に来なかったのかを聞くと…

「ミツバチの羽音がよくてねぇ〜、
つい夢中になって会議のこと忘れちゃったよ」
と。


そのときは、呆気にとられて
ぽかーんとしてしまいましたが、
今になって考えると、
会議の時間も忘れて研究に没頭できる先生が
うらやましく感じます。





【最後まで読んでいただき、ありがとうございました】

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