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慰霊の日

ふと新聞を眺めていると日付の下に「慰霊の日」の文字が。

私は広島であれほど平和学習を受けてきたはずなのに、陸続きの沖縄、長崎の問題に関する知識が本当に貧相なのだと実感させられた。恥ずかしい。

この恥の気持ちを無かったことにしない!という思いのもと今日一日は沖縄戦の情報収集にあたった。

満州事変の中国人への加害の記憶が自決という決断に大きく寄与していたこと、戦争体験者がこの一年でもかなりの数が亡くなっていること、国際政治において政治の駒として扱われている状況が79年前から何も変わっていないこと、台湾有事に際して米軍が沖縄の基地を出撃拠点としての使用が検討されていることを知った。

なんだ、この状況は。大変なことが、ありえないことが起きているじゃないか。こんな現実を何も知らない自分を恥じ、そして腹が立った。

自分が無知であること、恥ずかしい存在であることに目を向ける時間は辛い。しかし、目を背けたり離れたりする選択肢が与えられていない人々のことを考えると、無関心こそ恥ずかしいことであると感じる。

まとまってもいないし立派な文章でもないこの文章だけど、自分の魚拓として残しておこうと思う。

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