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普通であることを認めるって勇気がいる

 心のどこかで自分はどこか違う人間なのではないかと、自分自身に期待している私がいる。

 他人が選択したことに対して、毎回違う意見を持とうとしたり、流行っているものを取り入れようとしなかったり、すべて自分の悪い癖だと思う。

 家に帰ったらゲームをして、いつも通りご飯を食べて、大した努力もしてないくせに自分は大物になれるのではないかと夢を見ている。自分は他の人とは違う何かを持っているのではないかと思ってしまう。

最近、私はこんな自分に嫌悪感を抱いてしまった。
だから、最近私は普通であることを認める努力をしている。自分の好きなことに正直になって、他人と比べないようにし、自分のことを過大評価しない。自分の中に価値観を持って、他人に影響されて自分の意見を決めないようにしている。

しかし、なかなかうまくいかない。どうしても他人の反対を選ぶことに必死になってしまっている自分がいる。いわば、逆張り人間なのだ、私は。普通であることを認めることは想像以上に難しい。無意識のうちに自分が特別であると思い込んでいるのだなぁ、と痛感して、悲しくなってしまった。

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