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書き遊び

こんばんは。宵待と申します。妖怪です。昼間は人間のフリをしています。



「書くこと」
それはおもしろく
「書くこと」
それはつまらない


さぁさぁ、肩の力抜き

今宵は、御遊び致しましょう。




ーーー


ああ……面倒くさい。

この文章を、どうしても書かなければいけない……。

ああ……面倒くさい。


でも、書き始めると楽しい。
そんな時もあります。


おお!今回は傑作だ!

天才的なアイデアを思いついた!

おお!今回は傑作だ!


でも、書いてみるとショボい。
そんな時もあります。


ああ……うまくいかない。

何度も書き直しているのに……。

ああ……うまくいかない。



でも、区切りをつけて進めてしまう。
そんな時もあります。



ああ……進まない。

苦しいし、やめてしまいたい。

ああ……進まない……。



でも、結局何か書き始める。
そんなことばかりです。




結局私は何がしたいのか。

A.分かりません。



私にとって書くとは何なのか?

A.分かりません。





でも多分、私はこれからも書くのだと思います。






だって照れくさいことも、書けるから。
真面目なことも、書けるから。
好きなことも、書けるから。
知らない自分で、書けるから。


いいえ、照れくさいことは隠します。
真面目なことは、苦手です。
好きなことは、ございません。
知らない自分は、他人です。




なんて、全部ウソです。忘れてください。


いいえ、全部ホントです。信じてください。




ところで結論としては

文章は、読みやすく書きましょう。


加えて、文章は、読みにくく書きましょう。





あら、御免遊ばせ。意味はないのよ。


おや、失敬。意味はあるんだ。




なるほど。表と裏があるようで、実はないのか。


いいえ。表と裏しかないのよ、実は。




なんだ。嘘か。


ちがう。本当の嘘さ。




今日は、晴天ですね。


ええ。見事な曇天だ。







世の中どうも難しい。

色んなことがあり過ぎて。



世の中どうも簡単だ。

色んなことが重なっただけ。





結局、何も変わらない。

たとえ、人間、妖怪も。



結局、何もかも違う。

たとえ、見たもの同じでも。










ヒトタビ回れば、景色が変わる。
ヒトが変われば、見方が変わる。
それは百色の、眼鏡の如し。





これは何?答えがあるの?


うんあるよ。

うんないよ。





ーーさて。


皆さんなら、何を書きますか?






なんて、失礼。忘れてください。
セウセウ、遊ビ疲レマシタ。




では、今日はこの辺で。
皆さん、よい宵をお過ごしください。