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海外に来て日本について思うこと

今回のテーマは、少し堅いお話になります。笑

私は、海外に来てみてから、自分の無知さに気付くことが多いです。
そして、日本人は世界情勢について疎い人が多いように感じます。
特に若い人が(私も例に漏れず、無知人間でした笑)

ウクライナとロシアはどうなっているのか、
なんで今パレスチナとイスラエルは戦争をしているのか、
なんで円安になっているのか、
なんで日本は貧困国になってきているのか、
とにかく色んなニュースに対して、私は全くの無知で、理由を知りませんでした。

海外に来てから、色んなことに対して「なんでなんだろう」と疑問を持つことが多くなり、それを調べて勉強すると、やっとその問題に対して理解ができ、初めて知ることが多いです。

日本人が世界情勢に疎い理由は
⚪︎ほぼ無宗教国
⚪︎移民国じゃない
この二つが大きいのかなと思いました。

日本は一応、神道と仏教の人が多いですが、宗教を意識して過ごしている人は少ないと思うので、ほぼ無宗教国です。
でも、世界情勢は宗教絡みのこともあるので、宗教に無頓着な私たち日本人からすると、関係のないことだと思い、知ろうとする人が少ないのかなと思います。

そして、日本は移民で形成された国ではなく、日本人だけで成り立っている国なので、「日本以外は分からない!」という感じなのかなと思いました。

例えば、私がアメリカやカナダなど、移民大国に住んで国籍を取得したとすると、私は「外国人」ではなく、「その国の人」になります。
でも、日本は、日本国籍を持っている外国人、永住権を持っている外国人でも、日本にツールがない人は「外国人」という認識のような気がします。

日本人と外国人が自然と分けられていて、だから世界情勢にも興味がない人が多いのかなと思いました。

ここからは話が少し変わって、私が海外に来てから、日本について思うことを書きます。
(23歳の若僧がすみません!!!!!)

先週ぐらいにアメリカのバイデン大統領が「日本が経済に問題を抱えているのは、外国人嫌いで移民を望んでいないからだ」という発言をして、ニュースになっていましたが、
たしかにあの場でのこの発言は少し場違いというか、日本を見下すような言い方で、日本から反感を買ってしまうのは仕方がないと思います。

でも正直、日本が外国人嫌い、移民を望んでいない、というのはこれは図星なのでは?と思いました。
日本の移民政策も、外国人を一時の労働力としてしか受け入れてないような体制で、外国人が永住することを前提としていないものが多いです。
難民の受け入れも、他の国と比べて圧倒的に受け入れ数が少ないです。

日本は昔から、「みんなで足並みを揃えましょう」という風潮があるので、そこに、足並みを乱すかもしれない人が来ると嫌がります。

私は、日本のことが大好きで、海外に来てからもっと日本のことが好きになりましたが、日本の「出る杭は打たれる」風潮はまだまだあるなと思うので、その風潮は嫌いです。
高校生の頃、母に「出過ぎた杭は打たれないんだよ」と教えてもらったので、打たれないぐらい出過ぎようと思います笑

でも逆に考えると、ここまで保守的な国だからこそ、こんなに平和で、小学生が子供たちだけで登下校できるぐらい安全な国なんだろうなとも思います。
こんな国は他にどこにもないんじゃないかな

本当に日本のことは大好きで、日本食も日本の地も、日本人の気遣いや誠実さも、日本語ももう全部大好きだし、日本を誇りに思います。
日本はもう貧困国だって言われると、やっぱり悲しい気持ちになります。

でも、LGBTQだったり、日本が先進国なのに他の国よりそういった対応に遅れを取りすぎているのは、保守的すぎるからなのと、若い人が色んな問題に対して無頓着だからじゃないかとも思います。

勉強嫌いで歴史の勉強とかも、点数を取るためだけに短期記憶で高校時代を過ごしていましたが、
今はもう選挙権も持っていて、他人事ではなく、一大人として、日本国内や世界情勢について、しっかり知っとかないといけないことや、考えないといけない事があるなと思う今日この頃です。。

今日は堅いお話になりましたが、海外に来てこうやって色々なことに対して考える癖がついたのは良かったなと思います。

長くなりましたが、見ていただいてありがとうございました☺️









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