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いつ死ぬかなんて誰にもわからない

何の話をしていた時だったかな?
夫がこう言いました。

「死ぬのは俺の方が早いと思うし。」って。

私がこの病気になった後の発言です。
私は不思議に思ってこう言いました。
「私の方が先でしょ?」って。
「再発・転移したら私の方が先に死ぬと思うよ。リンチ症候群確定したし。」って。
そしたら、夫が「俺の仕事って、いつ死んでもおかしくない仕事だし。」と。
確かに危ない仕事ではある…
でも、危険な目に遭ってきたけれど、死ぬことは今までなかったし。
きっとご先祖様に護られているんだろうなって思ってる。

夫、「交通事故で突然死ぬ人もいるわけだし。」
私、「…確かに。」

私がこの病気になってから色んな訃報を聞きました…
近所のお坊さんが突然白血病になって入院して、数日で亡くなったって。
近所の人の娘さんが船で観光中、遭難して亡くなったって。
近所の人が草刈り中に熱中症で倒れて、そのまま帰らぬ人になったって。
島のお墓参りの時に聞いた話で、みかんの木の消毒中に熱中症で亡くなったって。
みんな4〜8月までの5ヶ月間の出来事。

癌=死ではなく、私はまだ生きている。
突然死ぬわけではない。
生きているから色んな事を考えて不安になったりもする。
もう考えるのも嫌だから、いっそのこと死んだ方がマシかもしれないと思った事もある。

でも、再発転移、または新たな癌になるまでは、私は健康なんだと思いたい。
だって、この病気がわかるまで、私は元気にバリバリ働いてたんだから。
病気がわかるまでは私は健康だと信じていたんだから。

いつ死ぬかなんて誰にもわからない。
私にもわからない。
だから、今を楽しもうと思う。

楽しみます\(^o^)/

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