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人工授精をしてきました(人工授精1回目・生理周期12日目)

2020年9月5日

精液を提出してスタート

7:45 自宅で精液を採取
9:45 クリニックへ持ち込み
10:00 すべて不備なし、精液検査を行い人工授精する精子を選出するため、一度外出
11:00 1時間後、再びクリニックへ

当日は、このような流れでした。


精液検査の結果

初めて会う女性の先生でした。
ここで会う4人目の先生です。
サバサバしていてこわい!?と思いきや、話しやすい方でほっとしました。

渡された紙には、なにやら、うにょうにょした動きのものがいくつか印刷されていました、、これって、精子!?!?

「精液検査の結果ですが、、濃縮前の時点でも数が多いですし、運動率も60%をこえていますね。濃縮後はより良いですね」

よくわからないけれど、良さそう!?

精子濃度、総精子数、精子運動率、運動精子濃度、直線速度、頭部振動数、、
いろんな項目があってどれが重要なのか、どのくらいあればいいのかわたしにはわかりませんでしたが、先生がそう言うならあんまり深く考えないことにしました。

「このあと人工授精しますけど、生理がきたら次の周期は体外受精にステップアップですかね?そこで、自己注射についてですが、、」

ちょ、ちょっとまってください!!

人工授精をすっ飛ばして体外受精に進みたいほど焦っていたはずなのですが、“自己注射”という単語があまりにおそろしくて、思わず割り込んでしまいました。

じぶんでじぶんに注射をうつのはあまりにもこわすぎて、できることならそのステージへは進まず人工授精で妊娠したい!!と、調子の良いことを思ってしまいました。

「少し先走りましたね、、では生理がきたらもう1周期、人工授精しましょうか。自己注射を始める前に説明会への参加が必須なので、それまでに申し込みしてくださいね。」

ああ、結局自己注射の話になってしまう(笑)

このあといよいよ人工授精だというのに、、

この先生は、今日の人工授精で妊娠できる!という希望を持たせてはくれませんでした。


人工授精、始まります

エコーで、育ったたまごが右の卵巣にあることを確認しました。

「じゃあまず、洗浄していきますねー。」

金属の筒のようなもの(カーテンでお股より下は見えないのであくまでイメージ)が挿入され、水のようなものが注がれて、こぼれる感覚。

部屋が暗くなり、

「では、いれていきますねー。」

きた!!あの、チューブが入る感覚!!!
思い出される恐怖の卵管造影検査、、

うっ、とあのときの痛みが少しあり、いててて、、となりました。

「すぐおわりますからねー。」

力が入ったのが伝わったのか、声をかけられてすぐにチューブが抜かれておわりました。

あ、あ、、あっというまだ!!!(笑)

想像より早くおわり、なんだか子宮のあたりがあったかいようなかんじがして、初めての人工授精は無事おわりました。


歩き方が変になる

おなかの中に精子が入ったと思うと、歩き方次第で流れ出ていってしまうのでは!?と心配になり、お股をしっかり閉じて、なんだか変な歩き方をしてしまっていたとおもいます。(笑)

黄体ホルモンを補充するくすりと、抗生物質、そして、妊娠検査薬が渡されました。

「人工授精したみなさんにお渡ししています!9/20に使ってくださいね。高温期が3週間続いたら妊娠の兆しですね!」

今日は入浴など、してはいけないことは特にないということでしたが、「夫婦生活は明日からでお願いします」と言われました。

え、人工授精してからでも、夫婦生活していいものなのか!

「初めてうつ注射だと思います。ちょっと痛いですよ?」と、排卵させるための筋肉注射を肩にうってもらいましたが、インフルエンザの予防接種よりは痛くありませんでした。


くすりの処方と支払い金額

・ルトラール錠2mg 3錠
 →黄体ホルモンを補充するくすり。
  明後日から服用する。
・サワシリンカプセル250 3カプセル
 →この後から毎食後、2日間服用する。

これらの処方と、HCG5000筋肉注射、人工授精(ART AIH 精液検査を含む)を合わせて、今日の支払いは22,300円でした。

この頃は保険適用外で、その内訳は、人工授精だけだと16,500円でした。

高いような高くないような、、
妊娠するかどうかでその価値が問われるなあ、という金額でした。


学んだこと

・人工授精はそこまで痛くない!

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