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人工授精に向けてなんだかやる気がみなぎらない(人工授精4回目・生理周期5日目)

2020年11月24日

女性は本当に強いとおもう

今回も当たり前のように生理が来ました。

ひやっと水分を感じるあの感覚、トイレに行って確認したいけど現実を見たくないあの心境、何回も何回も何回も経験しても慣れません。

心がざわざわする。
でも誰にも言えない。

不妊治療中、勇気を出してトイレに向かう女性は、本当に強いとおもいます。

今回も、わたしはなかなかトイレに行くことができませんでした。


なんだか気合いが入らない

この日は、仕事を定時で終えることができず、予約時間を5分すぎてしまいました。

おなじようにつらい気持ちを抱え、どんなにいそがしくても都合をつけてここへ来る方々が多いであろうこのクリニックに遅刻するのは、とても申し訳ないことに思えました。

それもあり、なんだか今日はすごくしんどい。
ぼんやりしている気がする。

いつもみたいに、何かにこじつけて前向きになるような元気は、この日はありませんでした。

むしろ、“遅刻したから今周期はうまくいかないかもしれない”という考えすら浮かんできました。

だけど、それを考えるのすらもう今日はしんどいなあ、、、、

“これをしたから良いことが起きた”、“これをしたから良くないことが起きた”、などと考えるのはもうやめようやめよう、と思いました。


5日目なのに既に大きいたまごの謎

右の卵巣には17ミリくらいの大きめなたまご。
左の卵巣には小さいたまごがいくつか。
子宮内膜は6.3ミリ。

あれ?まだ生理がきてから5日目だよね?
なのにもう17ミリのたまごがあって、子宮内膜も厚くなりつつあるの?
なんだかいつもとちがう、、おかしい、、

「今日は5日目かあ、たまご大きいね。前回の名残かな?あれ、でも前回は左で排卵してるかあ、、本当は、生理中はたまごが小さいほうが良いんだけどね。生理の出血量はふつうだったかな?念のため、血液検査してみようか。」

先生も不思議がっていました。

そういえば、いつからか、じぶんが思っていたことと先生が話すことが一致することが増えてきた気がします。
それだけ不妊治療の経験を積んできたということか、、うれしいことなのかしら、、(笑)

「また4,5日してから様子をみましょうか。血液検査の結果も次回お伝えできます。」

血液検査をすることでホルモンの値がわかり、あの大きなたまごが生理前のものなのか、今周期のあたらしいものなのか、判断できるそうです。


血にエールを送る

今日は、何度か対応してもらったことのある若めの看護師さんでした!
若いのに不妊治療専門のクリニックで働いているなんて、すごいなあ。

やはり、この血液検査の結果、ホルモンが出ていれば今回のあたらしいたまご、という判断になるそうです。

頭がぼーっとしていたからなのか、血液検査は痛くなく、思ったより早くおわりました。

採りおわったじぶんの血はこわくてこれまで直視したことがなかったのですが、この日は血にエールを送ってみました。(笑)

どうかまた周期が乱れていませんように、、

週末には、毎年家族で出掛けている遠方のお寺へお参りに行く予定がありました。
お寺であらためて、決意表明をしてこよう。
そういう場所ではないのかもしれないけれど、毎年訪れて近況報告をしているよしみで、ちゃっかり得意の願掛けもさせてもらおう。(笑)

それくらいは大目にみてもらいたいメンタルでした。


くすりの処方と支払い金額

・血液検査
 E2(エストロゲン)→卵胞ホルモン。
 プロゲステロン→黄体ホルモン。
 LH→黄体形成ホルモン。

くすりの処方はなく、上記の検査、エコーなどをあわせて、この日の支払いは3,740円でした。

くすりも注射もないと安いんだなあ。


学んだこと

・不妊治療中、生理の確認のためにトイレに向かう女性は、誰よりも何よりも強い。

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