精子を凍結することは簡単ではなさそうでした(人工授精3回目・生理周期12日目)
2020年11月2日
精子を凍結しておきたいという焦り
人工授精も3回目をむかえようとしています。
1回目と2回目で精子の量や動きに大きなバラつきがあったことから、旦那氏と相談のもと、今回の人工授精で濃縮してもらったときに状態の良いものをいくつか凍結しておいてもらえないですか?と先生に聞くつもりで受診しました。
右の卵巣には小さなたまごがいくつか。
左の卵巣には17ミリのたまごがひとつ。
「今回はこのたまごだね!」とカーテンの向こうから院長の声。
子宮内膜は7.2ミリ。
「今、80%準備ができているところかな。今回も人工授精でいいかな?今日が11/2だから、祝日をはさんで、11/4か11/5でどうかな?」
11/5なら休みがとれるので、その日に決まりました。
「では排卵を誘導していきますね。明日11/3の夜、点鼻薬を使ってもらいますね。今日も注射をうって、勢いをつけていきましょう。」
点鼻薬?鼻からくすりをいれるのかな?
そんなに子宮から離れたところからくすりをいれて、ちゃんととどくものなのかな?
まったく想像がつきませんでした。
旦那氏と相談してきた、精子凍結について聞いてみました。
「良い精子をとっておいて、体外受精をすることになったときに使いたいってことかな?うーん、精子の数や動きにバラつきはあるものの、前回(極端に少なかったとき)の数と動きでも十分体外受精はできるよ。だから今回はまず人工授精に向けて最良の精子を採取するってことでどうかな?」
院長にそう言われてしまったら、そうするしかありませんでした。
また、人工授精に向けて精子の濃縮処理がおわっていきなり当日それを凍結する、みたいなことはできない、とのことでした。
ならば仕方がないですね、、
ちなみに人工授精から1週間後に健康診断を受ける予定があったので、気を付けるべきことを念のため確認しておきました。
「レントゲンは避けてね。おなかを守って胸だけうつすならまだいいけどね。心電図は関係ないのでそのまま受けて大丈夫ですよ。」
妊娠が確定しているわけじゃないのに、レントゲンは今回なしにしたいです!と健康診断のときに申告するのもなんだか気がひけるな、、と思いつつも、もしも今回の人工授精で着床してくれたら、レントゲンはやっぱり怖いよなあ、と思い、申告することに決めました。
わたしはいまきっと妊娠しているんだ!という前向きな気持ちでいることも、大事だよね!?
初めての点鼻薬に向けて
今日は、あの運命の看護師Yさんでした!
あいかわらず、丁寧で気遣いがあって優しい。
「点鼻薬は初めてですよね?11/5の人工授精から2日前の11/3、つまり明日ですね、この日の21:00と22:00にスプレーしてください。時間に遅れてしまったら、すぐにしてくださいね。1時間しっかりあけて2回目をお願いします。」
やっぱり、人工授精の時間からしっかり逆算されているんだなあ、、
「鼻から息を吸いながらシュッと、左右してくださいね。そのまま上を向いて、たれたらティッシュで軽くふいてください。喉におりてきたら、吐いても飲んでも良いですよ。」
え、飲んでもいいの???大丈夫???
でも飲んだ方が子宮までしっかりとどく、、?
と、乏しい知識で頭の中はぐるぐるしていました。
「今から、排卵を促す注射をうちますね。ちなみに11/5は10:00から人工授精なので、8:30に精子の持ち込みをお願いします。当日、HCG注射もあるので、それでさらに排卵を促していきますね。」
「ちなみに、今日の夜にタイミングをとると良いと思いますよ。11/5まで日にちがあるので、、」
タイミングのアドバイスまでしてくださり、やっぱりYさんは話しやすい方だなあ~と思いながら帰宅しました。
くすりの処方と支払金額
・UFSH注用150単位 「あすか」
→排卵を促す注射。
・ブセレリン点鼻液0.15%「F」 2回分
→排卵を促すくすり。
以上の注射、くすり、エコー代などをあわせて、今日の支払金額は10,450円でした。
学んだこと
・精子凍結は簡単にはさせてもらえない
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?