【日記4】治療方針の説明
こんにちは
丸芽です
今日は2日に渡って行った検査後に、先生から受けた治療の説明についてです。
治療内容を医局全体で話し合う時間を十分にとるため、検査日から1ヶ月と数日空けての通院となりました。
夏休み真っただ中。
なかなか暑い日で、「帰りにアイス食べたい!」というのが1日の活力でした(笑)
普段そこまで緊張しない私ですが、この時ばかりは、全く治まらないドキドキと戦ったことを覚えています。対して、先生と母は、世間話から始まりあっという間に打ち解けているからびっくり。
おかげで和やかな雰囲気の中、説明を受けることができました。
今の私の状態
自分の歯の模型や、顎の大きさを数値で表した検査結果から、私の顎が同年代の平均と比べて小さいことを伝えられました。
だから八重歯になってしまったようです。
具体的な治療方法
①ワイヤー矯正
歯列矯正と聞いてほとんどの人が思い浮かべる、あの「ザ・矯正」というやつ。
歯の表面にブラケットをつけ、ワイヤーを通して歯並びを良くしていきます。
②アンカースクリュー
ワイヤー矯正による効果をより発揮させるため、アンカースクリューというネジを埋め込みます。私の場合、上の歯が八重歯を改善するため、左右の上の外側の歯茎に打つことになりました。
ちなみに「骨にネジ」と聞くと、ちょっと怖い感じがしますが、「矯正の痛みより全然普通だよ」というのが先生のコメント。
抜歯のこと
顎のスペースを十分に確保するため、上の第一小臼歯2本と、下の親不知2本を抜きます。
計4本です。
親不知はまだ埋まった状態だったため、設備のある大学病院 口腔外科で、上2本は前まで通っていたクリニックで抜くことになりました。
親不知は今年中の都合の良い時にということで、「抜歯後は痛いしかなり腫れるから、長期休みを利用したらどうか」というのが先生の提案です。
ですが、中3の受験生とはいえ運動部で、大会に向け部活真っ盛りだった私。抜歯後の運動制限に付き合ってる場合ではなく、でも冬休みは勉強に集中したいところ。
その事情を考慮して、長期休みとはずらした日程を組むことになりました。
手術
上下の顎を動かす手術を予定しているとのこと。下顎前突症で、上顎が小さめなので上を前に出し、下を後ろへ下げます。
私の場合、入院は1〜2週間程度、時期は高1or高2の前半だそう。
当時の私は、手術そのものにというより、学校生活との兼ね合いの方が不安に感じていました。
保定期間
術後、アンカースクリューとワイヤーを外した後すぐに、マウスピースを使って歯並びの保定をするようです。
歯というものは不思議なもので、外したままにしておくと後戻りしてしまうのだとか。
保定期間があることを知らなかった私は、「なんて長い道のりなんだ…!」と驚いたことを覚えています。
注意事項
・治療中に虫歯ができてしまうと、治療を中断しなければいけなくなる
・歯肉が退縮することがある
・治療結果のイメージが、先生と患者でずれることがある
もっとたくさんの項目がありましたが、特に念を押されたのはこの3点です。(あくまで私の場合なので、人によって異なります)
私はこの時すでに歯肉退縮の傾向がありました。ブラッシング圧や咬み合わせ不良など、詳しい原因は色々あると思うのですが。
それによって特に下前歯の歯肉が退縮し、ブラックトライアングルを引き起こす可能性があるそうです。
治療費
通院と入院、手術など全て合わせて、30万〜40万くらいとのこと。
私はこのとき中学生。子どもの医療費助成制度の対象になります。高校生になっても助成を受けられるため、「実際は30万より少なくなるかもね」というようなことを、のちに母と話しました。
こんな感じで、手術をすること以外、一般的な矯正治療と流れはほとんど一緒です。
全ての治療を高校卒業までに終わらせる方針で行く、と先生は言っていました。
卒業後に他地域へ就職または進学となった場合、転院という手もあるようですが、ひとつの節目としてけじめをつけたい所です。
想像はしていたけれども想像を超えるくらいの長期戦。
絶対に走り抜けたい。
笑顔で完走できるように、頑張りたいです。
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