見出し画像

【日記19】とても良い日

こんにちは、丸芽です。

年が明けて一本書いたきり、久しぶりの投稿になりました。色々振り返りながら書いています。

ーーーー

例年であればもっと寒いはずなんだけどなと思うほど温かい日が続いて、冬に物足りなさを感じていた12月下旬のある日。月一で通院する矯正歯科にて、

「次回、装置外せるかな!」

と言われ、嬉しさのあまりさらに体が温まりました。術前矯正のためにワイヤーをつけ始めたのが2021年の9月なので、2年と少し付き合ったことになります。
その日から次回の通院日まで、ワクワクあり寂しさもありの日々を過ごしました。

今日はそれから約1ヶ月後の1月、ワイヤー矯正とお別れした日の話です。


秋口には外せるかなと言われていた矯正装置。歯と歯の隙間がなかなか埋まらない箇所があり、10月、11月がすぎても調整が続いていました。
先生の歯並びに対する細やかなチェックは本当にすごいのです。(もちろん良い意味で!)

2、3時間かけてつけたものも外すのは一瞬。
パキッパキッという音を立てながら順番にブラケットが外されて、土台の接着剤だけが残ります。

私の場合、アンカースクリューを入れていたのでそれも除去しました。
「絶対痛いよな…(~_~;)」とビビり倒してましたが、先生曰く「抜く時は麻酔なしでも痛くないって言う人が多い」とのこと。
確かに痛みは感じなかったですが、「骨からネジが取り外されているんだ…」と考えるだけでも気持ち的には十分痛みました。

そのあとは研磨。接着剤を削り、何種類かの研磨剤を何回かに分けて使ってツルツルにしていきます。
正直「まだ磨くの!?」って思うくらい磨きを重ねるのですが、ツルツルな歯は本当に久しぶりで「歯ってこんなにツヤがあるんだな…」と感心しながら見ていました。

型取りをして、レントゲンを撮って、歯並びの後戻りを防ぐためのリテーナーを作成してもらいました。
これからはこのリテーナーとのお付き合いが始まります。
矯正の道のりは、思いの外長いです。


そして顎の後戻りを防ぐためにしていたゴム掛けも、その日で終了となりました。食事の時以外はゴムで固定しないとせっかくの骨の移動も水の泡になってしまうと聞き、ちょっとドキドキしながらもゴム掛けをしていた術後が懐かしい。

後戻りしませんように。
ずっとこの咬み合わせでいられますように。

密かでありながら、私の1番の願いです。




私は今まで「一生大切にする宣言」をたくさんしてきました。買い与えてもらったぬいぐるみ、友達からの誕生日プレゼント、自分のお小遣いで買ったかわいい文房具。今でも「これは私の宝物!」が口癖です。

手術した自分のこの顔も、それらと同じものとして捉えていいのかな。

良いということにしよう。


私の宝物がひとつ増えました、
一生 大切にします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?