見出し画像

アラフィフがBTSを好きになった時の話

アラフィフですけど、BTSが好きです。防弾少年団。ARMYです。

ARMYあるあるだと思うけど、別に韓国ドラマが好きだったわけでも、アイドルが好きだったわけでもなく、ある日突然防弾少年団に沼りました。

どうして好きなのかなあってよく考えるんだけど、そりゃもちろんかっこいいし、かわいいし、なんか一生懸命なところとか、いろいろ考えてるところとか無邪気なところとか、好きです。

だけど、まあ一言で言うなら、「すごく希望を感じる」んだと思う。

若いころの私は自分より若い人たちが苦手だった。特に活躍している人たち。
「あなたより若いけどこんなにいろんなことできるんだよ!」って、なんだか自分のだめさを見せつけられているような気がしていた。そしてそういう人たちの存在に焦ったりもしていたと思う。

まあ冷静に考えれば自分よりすごい若者なんて山ほどいるわけで、いったい私は何を焦っていたのか何にへこんでいたのかよくわかりませんが、まあ若いころのことなので、そういう時期もあった、ということにしておく。

私がBTSに出会ったとき、私は自分史上一番、自分より若い子が多い職場にいた。それまでは、ベビーブーマーである自分と同年代がボリュームゾーンの職場ばかりにいたような気がする。

若い子(といっても、20代と30代が半々くらい)が多い職場に入ったけど、でも一番経験年数が浅い立場だった私は、正直自分の立ち位置に困っていたんだと思う。
ほかのジャンルでは経験年数が高いとはいえ、この仕事は初めて。いったいどんな感じでまわりとかかわっていったらよいのやら・・・。

私がBTSと出会ったのはそんな時だ。

最初は、「わ、かっこいい!」と思った。ネットで検索しまくり、いろいろな情報を集めた。7人の名前と顔をインプットしたころには声も聴き分けられるようになっていた。なんとなく7人のキャラクターを知るのに1週間もかからなかったと思う。

そして、思った。

「若者、すごい!というか、年齢とか関係ない。とにかくすごいと思ったらその人からパワーをもらおう、その人のすごいところを学ぼう!応援しよう!ただそれだけでいい」

ARMYになって、私は変な年齢へのこだわりから自由になった気がする。

そして私は職場の年下の同僚たちとの付き合いが、少し楽になったように感じた。

BTSは、防弾少年団は、私の世界を広げてくれた。私を自由にしてくれた。
なんだかそんな気がしている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?