オリジナル珈琲「夢を叶える珈琲」ができるまでのストーリー
「寒すぎる！」そうだ！オリジナル珈琲を作ろ。
2021年に築100年以上も経つ古民家を全面改装して造ったカフェバーは、店の中がめちゃくちゃ寒かったのです。築100年以上も経つと、まともに真っすぐ立っている柱は1本もありません。壁も斜めになっています。だから、壁も天井も、あっちこっち隙間だらけです。
12月の店内は、かなり冷え込んでいました。なんせ、外の気温とほぼ変わらないほどの寒さです。古い家なので隙間が半端ないです。そのお陰で換気は完璧ですけど。
そんな極寒なので、前の店では滅多にオーダーされなかったホットカクテルとホットコーヒーを飲むお客さんが急増するという現象が起きました。
お酒を飲まれる方も温かいドリンクをオーダーしたくなるようで、ホットコーヒーを使ったカクテルをオーダーされるお客様が9割くらいになったんです。
そして、今までホットカクテルを飲んだことがなかったお客さん達に、「美味しい～」と喜んでもらて、私も新しい喜びを体験できました。
寒い中、オープンのお祝いに来てくれたお客さんに、お店が閉店になることをお知らせしてから、毎週通ってくださる方や何度もご来店くださる方が、その度にホット珈琲のカクテルをご注文されるほどホット珈琲のカクテルは一気に人気メニューの仲間入りです。
そのときに使っていた珈琲はハマヤ珈琲でした。以前から一人で昼飲みに来てくれていた方、お仕事帰りに飲んで帰ってご自宅で仕事の続きをされる方はカクテルの〆にホット珈琲をブラックで飲む方がいらしたので、いつかオリジナル珈琲を作りたいと思っていたんでが、このホットドリンク人気で、「オリジナル珈琲創りたい。」という気持ちがまたふつふつと湧き上がりましたが店は閉店するし、今、創ってどうする？ってなってそのまま・・・。
そして、時はあっという間に過ぎ店は閉店。
次は引っ越しの準備でバタバタとした日々。
そして、次は飲食店ではなく「おしゃべりサロン＆レンタルスペース」をすることになり、そのサロンでお客様のウエルカムドリンクのメニュにオリジナル珈琲を創ろうと思って、ネットで「オリジナル珈琲」を創ってくれるところを探し始めたのでした。
オリジナル珈琲は新潟県の焙煎士山倉さんにお願いしよう！
オリジナル珈琲を創ってくれるところを探してみたんですが、どれもあまりピンとくるところがありませんでした。
最初にチャレンジするには、小ロットでもまだ量が多くて費用が掛かり過ぎるし、オリジナル珈琲完成までの工程が何かあまり私の感情にグッと来ないんですよね。そんな感じでパッとしたアイデアが浮かばないまま日が経っていました。
そしてその頃の新しい習慣として朝、10分間現実から離れる時間を作って2日目の夜に、ふと「オリジナル珈琲を作る」をもう一度ネット検索してみようと思って、パソコンをカチャカチャしてみると新潟県にあるオリジナル珈琲を創ってくれる会社のホームページを見つけました。
ホームページ業者が作成したようなガッチガチのホームページじゃなくて、人柄がにじみ出ている、生の声が伝わる温かみのある見た目と内容、そしてサービスの細やかさがスゴイなと感じたんです。
そこの焙煎工房は、どういう場所にある店で、どんな状況で珈琲を提供するのかしっかり聞いてくれて、それに合わせた味をアドバイスしてくれて試作品を作って味を調整して商品を創り上げてくれるんです。
こんなに親切に個別対応してくれるところはココしかない！
ここなら、私の求めているオリジナル珈琲を気持ちを込めて作ってもらそうな気がしたんです。
何でもそうなんですけど、気持ちがこもってないのはイヤなんですよね。
私はいつも何をするかよりも誰とするかが大事だと考えています。
ということで、新潟県の焙煎士山倉さんに依頼することに決めました。
先ずはメールで問い合わせをして、後日電話で詳しく話をさせてもらうのが良いかなと計画しました。
さらに別の日の夜、シャワーをしながらまたまた思いつきました。
珈琲の味の希望をお客さんに聞いてニーズの多い味の珈琲を作るのが良いのでは？と。
お客様に商品作りに参加してもらう方法
ラジオで募集してみよう～
まずお客様に興味を持ってもらえないと、どんな味の珈琲が良いのか意見も言ってもらえません。
そこで、どうしようかと考えて思いついたのが「『YouTubeラジオ100回記念珈琲』を作る。」でした。
「YouTubeラジオ100回記念」って何？
うちのお客さん以外の方には何のこっちゃ全くわからないと思いますので説明しますね。
2020年にコロナが拡大し始めて街から人が消えたとき、家から出られない不安な日々をすごしているお客様に何か楽しんでもらえることをしたいと思って始めたのが、「YouTubeでのラジオ」です。
なぜ、YouTubeなのにラジオなのかというと、私は映像に出ているのですがユミちゃんは映るのを嫌がって声だけの出演なのでラジオという設定にしたんです。
週に1回のペースでずっと継続してきたのですが、お店も閉店するのを機にラジオも終わろうと思っていました。以前よりは外に出る生活が少しづつ戻ってきたので、私たちの役目も終わりにしようと決めたんです。
でも、お客さんにお店が立ち退きで閉店することを伝えたら、何人かの人に「ラジオはどうするの？ラジオは続けて欲しい。」と意外な嬉しいお声を頂いたんです。
本当は、12月31日の配信で終わる予定にしていたんです。
12月31日がたまたま放送の曜日で88回目。
末広がりの回数だし、お店の閉店と同時に終わる。っていうのがキレイかなと思ってました。
でも、お客さんに「繋がりがなくなるのは寂しいし続けて欲しい。」と言ってもらえたことで継続してみることになったんですよ。
このお客さんの声のお蔭で、私たちは100回目まで継続するこを決め、これが、この「夢を叶える珈琲100」のストーリーに繋がっていくことになったんです。
こんな何気ない一言がきっかけで、何か違う道が開けたりすることってありますよね。
その何気ない言葉に引っかかるかどうか、気づくかどうかがチャンスをつかむかどうかでもあるんですよね。
友達のアイドルのオーディションについて行ったら自分がアイドルになった的な話です。
話を元に戻しますね。
そのYouTubeラジオの最終回が3月末の放送でちょうど100回目を迎えるので「100回記念珈琲」として作ったらみんなと共有できる思い出が商品としてずっとこれからも残り、それが次のスペースへのバトンにもなって良いなと思ったんです。
ということで、YouTubeラジオの中で「私たちと一緒にオリジナル珈琲を創ろう！」とお客様に呼びかけたんです。
あなたの意見をお聞かせください。
オリジナル珈琲のパッケージは私たちが考えました。
次はあなたの飲みたい珈琲の味を知りたいので、ぜひご希望をお聞かせください。
100回記念のコーヒーをいつ、どんなときに飲みたいのか？
どんな時に飲みたいのか？
1日のうちのいつ飲みたいのか？
朝起きて、出勤する前？ ランチの後？ おやつのタイム？
ちょっとした休憩時間？ 晩御飯の後？？
その時にどんな味のコーヒーを飲みたいのか？
深み？苦さ、甘さ、酸味、香り、軽さ、重さなど。
何かご希望があれば教えてください。
是非、あなたもオリジナル珈琲作りに参加してみてください。
あなたの意見が入った自分たちの記念すべき唯一無二のオリジナル珈琲が作れるんです。私達と一緒にYouTubeラジオ100回記念オリジナル珈琲作りを楽しみましょう。
珈琲作りに参加して完成するまでの間も一緒に楽しみましょう (^^)/
という感じで放送する。
と考えていたけど実際は少し変わりました。（え～っ、ここまで妄想の世界やったん！？ ）
ここまで考えていたのになぜ変わったのかという理由は、私が「１００」という数字の意味を知ってしまったからです。
理由は、私が100の意味を知ってしまったから。
ふと「100」ってどんな意味があるのか興味が湧いて調べてみたんです。
そしたら、「あなたの目標がもう少しで叶います。」という意味でした。ちゃんとした説明をすると長くなるので省略しますが、私の受け取った「１００」の意味はそう感じたんです。
こんな素晴らしい意味があるならこれは絶対に意識してもらいたいし、活用してもらいたい！みんなが目標を達成したり、夢を叶えようとしている過程で、未来の自分を想像しながらそのときの気分を味わってもらって、イメージトレーニングをしてより早く夢や目標を実現することをコンセプトにしました。
そしてその珈琲のネーミングを「夢を叶える珈琲」にしました。
この夢を叶える珈琲のコンセプトをYouTubeラジオでお客さんに伝えて、珈琲の味について意見を募集しました。
こんなふうに。
「あなたが叶えたい夢や目標を達成したとき、どんな場所で、どんな気分で飲んでいるのかを想像しながら味を考えてください。そのときに必ずワクワクしながら考えてください。」と。
「みんなのワクワクが詰まった珈琲にしたいので。」と私の想いも付け加えて伝えました。
お客様からのご意見は、
◎やさしい味
◎甘い香り
といった意見が多かったです。
ユミちゃんは、ガツンと来る味で香りも良い珈琲。という意見でした。
この組み合わせが実に上手い組み合わせで、良い香りの美味しい珈琲が完成しました！
こんな抽象的な表現で、珈琲を創作してくださった焙煎士山倉さんに感謝です。
万人受けしない味
焙煎士の山倉さんにお客様からのご意見と商品コンセプトをお伝えして試作品を作っていただきました。
中煎りと深煎りの2種類を送ってくださり、成分もベリーやチョコレートの香りがする豆を加えてありました。
味はもちろん美味しいです。中煎りよりは深煎りが好みの味だったので深煎りで考えとき、香りがもう少し欲しいなと感じたので、そのことを山倉さんにお電話。
山倉さんに「豆は深煎りで香りをもう少し足して欲しいのです。」とお願いをしてみました。
後日、山倉さんから送られてきたのはコロンビアとホンジャマカを使った珈琲。こちらは、ぐっと珈琲の香りがアップしていました。
前回の珈琲と今回の珈琲の味はどちらも美味しいので、後は好みでどちらにするかを決めることになりました。
珈琲の味が決まるまで
前回の珈琲と今回の珈琲の味はどちらも美味しくて、パッと決められなかったので、また山倉さんにお電話して、「2回目の珈琲も、香りがアップしていてすごく美味しいので前の珈琲とどちらにしようか迷ってます。」とご相談したら、「明日、もう一度、朝一番に飲み比べてみて決められたら良いと思います。」とアドバイス頂いたので、その日は珈琲豆を自宅に持ち帰り終了。
翌朝、早速、２つの珈琲豆を飲み比べてみたら、2回目の珈琲豆の方が美味しく感じられたんです。
３時のおやつタイムにもう一度飲み比べてみたけど、やっぱり2回目の珈琲豆が美味しいと感じる。
夜にもう一度飲み比べてみたが、やっぱり後の珈琲豆の方が美味しい。
飲み比べの結果、2回目に送ってもらった珈琲豆を「夢を叶える珈琲」に決定です。
それともう一つ大きな理由があります。
それは、山倉さんに「最初の珈琲豆の方が万人受けする味です。たくさん売りたいなら最初の方にされたら良いと思います。」とアドバイスを頂いたからです。
この「万人受けする味」というのは、普通の商売人にとっては「売りやすくて良い珈琲」と捉える人が多いかもしれません。
しかし私たちは、逆に万人受けする味はイヤなのです。
普通はおもしろくないです。普通じゃないことがおもしろくて楽しい。その分もちろん大変なこともセットです。（いつもプラスとマイナスはセットです。）
この珈琲選びも、山倉さんのアドバイス通り最初の珈琲にすれば、後の珈琲よりたくさん売れるでしょう。でも私たちは、その逆の選択をしました。
選ばれた極一部の人に気に入って頂ける珈琲。
これこそが、夢を叶える珈琲の味にふさわしい。
夢を叶える人のパーセンテージはわずか１％です。
そんなスゴイ人が飲む珈琲の味は、「万人受けしない味」がふさわしいです。
そんな大きな拘りも含めて後に創って頂いた珈琲豆を使用しています。
お客さんとユミちゃんの意見を足して最高の珈琲が完成しました。
「夢を叶える珈琲100」への想い
夢を叶えている人たちは
夢を叶えるまでに
夢を叶えたときのことを想像して
夢が叶ったときの気持ちを先に毎日感じることを習慣にしています。
ですから、この「夢を叶える珈琲」は夢が叶ったときの気持ちを毎日感じながら飲んでもらうのに最適な味です。
夢を叶えるための強靱なパワーは、ガツンと来るしっかりした味わいで表現されています。
飲んだあとのスッキリとした感じは今までに味わったことがない珈琲です。
夢を叶えたときの嬉しさ、ほっとした安堵感、達成感を感じて何か大きなやさしい世界に包まれたような、ふんわりとした甘い香りも同時に味わえる最高の珈琲が出来上がりました。
この「夢を叶える珈琲100」が
夢や願望の実現、目標達成したい人の一助になれば最高の幸せです。
ぜひ、あなたが夢を叶えたときのことを想像して、達成したときの気分に浸る習慣を取り入れてください。
珈琲好きのお客様に100％リピート購入されています。
【 お客様の声 】
珈琲好きの方、みなさん口を揃えて仰います。
◎香が良くて、深く力強いしっかりとした珈琲の味が楽しめる
◎これだけ、しっかりとした珈琲の味わいを感じながら、後味がスッキリとして独特のくどさみたいなものを全く感じない。こんな後味がすっきりした珈琲は初めて。
◎珈琲好きとってすごく美味しい珈琲で、今までに飲んだことがない味。
◎朝から、赤い紙に書かれている「夢を叶える珈琲」の説明を読みながらいただきました。私の好きな風味でテンションあがりました。本当に美味しい珈琲だと思いました。
◎朝食後に「夢叶コーヒー」をいただきました。モカとキリマンジャロとバリコーヒーを足して３で割ったような味感かな。他には無いテイストです。今から、2杯目をいただきます。
【 最後に 】
有難いことに、珈琲好きの方は100％リピート購入されています。
本当にありがとうございます。
万人受けしない味に拘った珈琲にとって最高の喜びです。
『夢を叶える珈琲100』を飲んでみたい方は、お問合せください。
【 うれしい報告 】
私たちが後押しをしてひとり起業を始めた女性が、「夢を叶える珈琲100」を飲んでくれていて、「もうすぐ、夢が叶えられそうです。」という嬉しい知らせが入りました。やりたいことを始めないと何も始まらないです。（2022年9月5日）
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