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幸せとフィリピンと国民性

 今、マニラに来ています。32℃あります。最低気温25℃と、とても暖かいです、というか暑いです。その気候のせいか、みんなのんびりとしています。

 国民性や県民性は、気候と関連しているとよく言われますが、そのとおりだと思います。ひとが幸せに、ストレスなく暮らすためには、気候にうまく合わせていかないと、自分が辛くなってしまいます。
 ここフィリピンで、一年中暑い中でいつもカリカリしていると、メンタルがやられてしまうかもしれません。

 というわけで、フィリピンに来た当初は、時間がない中で食事やコーヒーを注文して、そこからの相手のゆったりとした時間の中で焦る、イライラする、ということがあったのですが、今は大体、順応しています(完璧に適応するのは難しそうです。)。

 今、泊まっているホテルは「フィリピンの下町」といった感じのところにあります。人びとの生活は豊かとは言えません。でも、彼らは思い思いに自身の幸せを楽しんでいるように見えます。

 気候と関係するのかもしれません。ラテン系の気質、というのも言えるでしょう。そして、キリスト教の影響も大きいと思います。それらに加えて「ありがとう」という気持ちが大きいのかな、と感じます。

 物質的には、決して恵まれてはいません。だからこそ、「あること」についての感謝が大きい。まさに「有り難い」です。
 物だけではありません。何かをしてもらった、ありがとう。
 こんなふうに感じました。

 物があることを、何かしてもらうことを当然だと思わず、いつもよりも少し思考を巡らせようと思います。

 

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