①カモフラ再再演

ジャンク堂の仮劇団員になって初めて関わる舞台。しかも高校生に披露する学校公演。
自分が高校生になるまでは、劇団四季や歌って踊る舞台が演劇だと思っていて、それ以外の舞台は高校の演劇部に出会って初めて知りました。
当時自分は中学の知り合いから「音響として手伝ってくれへん?」と言われて「音楽好きやし、やる事も無いからまぁいいかぁ」と軽い気持ちで参加しました。
でも、先輩達の熱意や作品の面白さにハマりにハマって「自分も舞台に立ちたい!」と思いました。
そんな自分が高校生の方達が観る芝居に携われる事がたまらなく嬉しかったです。しかもジャンク堂の作品の中で1番好きなカモフラを観ていただける事に羨ましさを感じたりもしていました。

カモフラは最初の神戸、2回目の芸創、
そして3回目の学校公演。自分にとって特別な作品の一つです。今までは観客の1人として思っていましたが、サポートや場面出演させていただく事により、その想いはめっちゃ強くなった様な気がします。現に通し稽古、本番、涙ボロボロで、「本当に役者やれるんか?」と不安になるぐらい心打たれてました。改めて、この作品に携われた事にありがとうございました!

さて、ここからです。稽古期間中、自分と同じく仮劇団員として入団した、まゆちゃん、しらこさん、おっくー、の3人。代役で入る時の演技を観させてもらう機会があったのですが、率直に思った事が「えっ?めっちゃ上手いやん。俺1番下手やん」でした。
この上手いは語弊があると思いますので詳しく言うと「自然体」なんです。自分の中でしっくり来る言い方だと「舞台で生きてる。」と感じました。おっくーのトワちゃん、しらこさんのけいかちゃん、まゆちゃんの白金、印象に残りまくりました。
ヤバい。何かしなきゃ。でもどうすればいい?
自分の頭の中は稽古に集中しながらも、頭の片隅にはいつもその考えが巡っていました。

②インディペンデンドトライアル
に続きます。

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