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写真に写せないものほど儚く美しい

今はiPhoneなどのカメラからいつでも簡単に写真を撮ることが可能だ。

ただ、写真に写せないものもある。
そして、写真に写せないほど儚く美しいと感じる。

カメラのシャッターを切る瞬間、初めて形のないものから形あるものに切り取られる。切り取った写真は思い出の一部となる。

しかし、目に見えない不確かな存在は切り取りたくても切り取ることができない。
例えば、人の心とか。

目に見えない心が、どれだけ醜く残酷な世界であっても、きっと全員がそういう人なわけではないと思う。


たとえ、暗闇の中で彷徨っていて出口が見つからなかったとしても、いつか必ず出口が見つかる。自分一人で見つけることが出来なくても、必ず手を差し伸べてくれる人がいる。その人の手を取って世界が変わることだってある。その人との出会いを恩師または恩人と言うのだろう。

人との出会いによって起きる化学反応は予測不能で目に見えない。良くも悪くも時を経て変化する。この変化は、写真に写せないけど儚く美しい。




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