食べられる花を受け止める

実験、観察、実験を繰り返すことを提案された昨日。
いつもの私なら「あー、そうですね。やってみます」と言って終わったと思うけど、今回は心静かに、やってみようと思っている。
とはいえ、昨日やって良かったことを今日もそのままやろうとしているので、今日は今日のことをやる。
夜に窓を開けて、夜の気温、風を知る。その風を寝室に残したまま寝てみよう。その結果はまた明日わかる。

アドバイスを受けた日のおやつは、ハーブティーと、食べられる花とフルーツがのったフレンチトースト(バゲットの方)だった。
正直に書くと、フレンチトーストとフルーツの組み合わせがあれば、そちらを選んでいた。フルーツとフレンチトーストが食べたかったから。3点セットか、シンプルフレンチトーストの二択ゆえ、食べられる花も食べた。

花を食べることについて、他の人はどんなことを思うんだろうと、食べながら考えた。花を食べるときは、できれば「花」という形のまま、綺麗に口に運びたい。フレンチトーストのシュワシュワした感じとか、添えられているバニラアイスや生クリームがあると、綺麗に食べるのは至難の業。
くちゃくちゃになってしまった花、しかも綺麗な色をした花びらを見て、申し訳ない気持ちになる。美味しいものを食べている時に申し訳ない気持ちになりたくない。花を食べるのは辛い。

私の母も、食べられる花が得意ではない。でもなぜ、の部分はよく聞かなかった。もしかしたら私と同じことを考えているのかもしれない。
一瞬だけ掴んだのは、花を食べた時に感じた蜜のような甘さ。
他ではあまり感じない甘さだった。これを楽しむということなのか。