ヤフーニュース総合アクセスランキング1位を記録した僕が「モンスター社員」と自虐して後悔した理由
この記事は2023年度・ライターとしての活動記録、その棚卸し(自分用)である。
それではさっそく書き始めたい。
1〜4月までは、小説原稿の執筆に汗を流した。
第67回【江戸川乱歩賞】の二次選考まで勝ち上がった原稿を磨きつつ、末期がんで亡くなった友達の「生きた証」を残すための原稿もあわせて執筆。
あとは応募を繰り返すだけのところまで、段取りを行った。
さらに同時並行で、裁判期間中からコツコツ書き始めていたビジネス書原稿の執筆も続けた。
こちらも仮完成させた後、「そうはいっても無名の著者が出版社にアタックしたところで未来は暗いぞ」と考え、インフルエンサーのひろゆきさんへ連絡。書籍化されたら推薦本として帯にメッセージを書いてほしいとお願いしたところ「面白かったらいいよー」という嬉しい回答をもらう。
この事実を基に出版社へアタックしたが、まっっったくのリアクションなし。
「ならばWEB記事をバズらせて、実績を作ってから再アタックだ!」ということで、WEB用の原稿執筆→各社アタック→講談社の現代ビジネス(マネー現代)編集者から「面白い!」と返事をいただく。
そして5月22日に掲載されたコチラの記事が、前後編あわせて120万PVの大爆発。https://gendai.media/articles/-/110340
ライターとして表舞台で活動するようになった。
7月はプレジデントオンラインへ初寄稿。PV数は、なんと180万PVを記録!?https://president.jp/articles/-/71186
ひろゆきさん&佐々木俊尚さんから「すごくいい記事だった!」「これからも頑張ってね!」といったエールを頂き、
鼻息荒く次の原稿を執筆していたところ、AbemaPrimeから「うちの番組にぜひ出演してほしい」と依頼があった。
が、ここで僕は悪手を打つ。
3時間にも及んだ取材日の際、ディレクターさんから「んー、うちの番組の視聴者は10代〜20代なんで、解雇要件などの難しい話はちょっと…。それに今回の企画は『ブラック企業問題』ではなく『モンスター社員を解雇する方法』がテーマなので、そこらへん、はい、もし可能ならお願いできますか笑?」
こういった大人の事情もあり、出演したのコチラの番組。
ABEMAアプリ、YouTube、ショート動画を含めて計60万再生される大反響を記録した。
このときの自分のコンセプトは「ビジネスパートナー(取引先)であるABEMA・講談社・プレジデント社の役に立つ」を掲げていたので、しっかりと目的を達成することができた。
が、これらの言動が後々、書籍化実現を阻むハードル、いわゆるブーメランとして自分に突き刺さることになる。
もちろん、そのような残念な未来など知るはずもない僕は8月9日、アベプラでの番組内容が記事化。ヤフーニュースのニュースカテゴリー総合アクセスランキング1位を記録した事実を知り…
勢いそのままに某出版社さまへアタックを開始。
原稿を送付させていただいたところ「荒削りだけど面白い!」とお返事いただき、夢の実現へ一歩づつ近づいていくことになります。
ところがどっこい。
編集者さまと共に原稿を書き上げ、編集会議を無事突破したのですが、営業会議と呼ばれる最終審査で企画が落ちてしまいました。
理由は、一言で表現すると、著者のイメージが悪いから(涙)
つまりモンスター社員という強い言葉や、過去の言動(特にアベプラ)がブーメランで突き刺さってしまったわけです。
正直、めちゃくちゃショックでした。
過去の自分がいたからこそ今の自分があるの疑いようのない事実であり、だからこそ、複雑な心境でした。
僕が書いた記事に寄せられるコメントには「当たり屋」や「詐欺師」といった言葉が頻繁に並ぶのですが、まさか出版社さま内でも、そういった意見が生まれてしまうとは…。
言葉って本当に難しいなと背筋を震えさせつつ、大人の事情があったとはいえ悪ノリが過ぎた側面はあったと思うので、ここはキチンと反省します。ごめんなさい。なにより、僕の企画を一生懸命に精査していただき、本当にありがとうございました!!!!
しっかり落ち込んで、ダメなところを改善して、その上で、クビになってからが自分の真骨頂!!夢を諦める気はまったくないし、苦しかったときの話があるからこそ、後から振り返ったときにストーリーは輝きを増す。
来年こそは必ず書籍化に繋げるぞ!
WEBライターとしての活動は順調そのものだから、これは継続して頑張っていきたい。
気がつけばマネー現代で12本、プレジデントオンラインで7本、雑誌寄稿2本……。アベプラ出演もあったし、ヤフーニュース総合アクセスランキング1位も誇るべき素晴らしい成果。
引き続き、泥臭く頑張り、人生楽しんでいこう。
佐藤大輝
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