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「君たちはどう生きるか」とか「VIVANT」とか

引きこもりっぽい毎日、見たい映画もついつい見逃していたんだが。どうも今回はモヤモヤしすぎて、見に行かないと気分が悪くなってきたのでついに出かけた。
「君たちはどう生きるか」
ネタバレするつもりもないので、感想のみですが。
シンプルなストーリーはある。結果めでたしめでたしである。
よく話がわからないとか、何なんだとかいう声もあるけど、私にはわからないとこは別になかった。シンプルな根本のストーリーさえわかっていれば、何がどうなってもそれでいいのです。ファンタジー部分としては。その不条理さを楽しめればそれでOKでは?
随所に、宮崎駿監督の今までの作品を思い出させるような何者かが配置されており、ああ、これはと思い出す。
全体に、舞台設定が私的に非常に懐かしいような気分を伴い、かつ好きなタイプの家やもりや沼(池?)なのでありました。
宮崎駿監督の得意な、夢や白昼夢などの描写。例えば、「母をたずねて三千里」の嘘みたいな空っぽの青空や、「千と千尋の神隠し」の水の上を走る電車の風景や、そういったものが私は大好物なので、がっつり楽しむことができました。
命の循環、世界の構成、人の中にある善と悪、そう君たちはどう生きるのか。
私の時間はそろそろ閉じようとしているが。

前後して、17日初回放送、日曜劇場「VIVANT」
俳優陣が豪華すぎる。
そしてモンゴルロケ。テレビドラマなのに!
見る前からテンション上がりました。
何せ、私はモンゴルとはご縁があったからです。
大したご縁ではございませんが、私の人形作品が、賞をいただいたり、その写真パネルがモンゴル国立博物館に収蔵されたりといったことで。日本では
あまり評価の対象にはならないようですが、モンゴルでは、評価していただいておりますので、勢いそれだけでもテンション上がってしまうのでした。
初めて聞くにちかいモンゴル語のやりとり。
モンゴル語入門など少し意識し始めていたのですが、知っている単語はモールのみ。
猫のことです。
脱線。
しかし、なかなか見せる出だしでしたねえ。
しつこく追いかけてくる警察官が、ロードオブザリングのウルクハイにそっくりで、
メイクしないでそっくりって、すごい、と妙なところで感激。
堺雅人さんもゴラム味があり、これからの展開に期待大です。

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