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嬉野移住日記 DAY3-9|美肌の温泉へ

何者でもない私が、新卒2年目で会社を辞めて佐賀県に移住をした話です。
今回は、移住して3日~10日の日記。はじめて温泉に行きました。


【DAY3】 初出勤日 & 本屋さんへ

嬉野の朝

今日は嬉野での初出勤日。朝9時に家を出た瞬間から暑すぎてぴっくり。
歩いて15分ほどの職場へ向かう道中ほとんど人とすれ違わず。
車社会のせいか、歩いている人もほとんどいない。信号が無い横断歩道も多いが、交通量が少ないからかそこまで不自由せずに到着。

お昼休憩の際に、朝近くを通って気になっていた本屋さんへ。品ぞろえはそこまで豊富ではないが、ガラスの引き戸と、レジに座る老婦人が素敵で、趣のあるお店。知念実希人さんの「真夜中のマリオネット」を購入。本当に読みたい本であればネットでも買えるので、むしろ限られた在庫の中から惹かれる本を探して、新たなジャンルや著者を開拓できることが嬉しい。

【DAY4】 シーボルトの湯

シーボルトの湯

今日は退勤後にシーボルトの湯へ。レトロな外観が素敵。入ってすぐが広々とした休憩室になっており、高い天井と木の香りが印象的な建物。

平日の夜だったからか、人はまばら。券売機で450円の入浴券を購入して、大浴場へ。美肌の湯とのことで、確かにすべすべになった気もする。こんな素敵な温泉に気軽に行けるということも、温泉街への移住のメリットの一つかも。

(今日の写真は、人の迷惑にならないよう誰もいないときに急いで撮影したため、ぼやけてしまいました。リベンジしてきれいな写真を取り直したい。)

【DAY5】 和多屋別荘 大浴場

朝の和多屋別荘

 今日は和多屋別荘の大浴場へ。温泉だけの利用も可能で、大人は1,100円。大浴場から続く露天風呂も最高。シャンプー類やメイク落としも備え付けで、タオルも借りられるので手ぶらで行けてしまうのがありがたい。

週末に家族が遊びに来るので、下見もかねてショップも見学。館内は、お香と木の香りが厳かな雰囲気を醸し出す一方で、随所にみられる仕掛けに遊び心も感じる。週末に1泊だけ宿泊できるのが楽しみ。

【DAY6】 嬉野市役所へ

今日は転入届け提出のため、仕事終わりに市役所へ。なんとなく市役所の人もコンビニの店員さんも配達のお兄さんも、東京と比べて優しくて朗らかな人が多い気がする。利用者やお客さんが少ないから余裕があるのか、県民性なのか、はたまた方言がそう感じさせるのかわからないけど、こちらまで優しい気持ちになれる。

【DAY7】 九州で大きい地震

今日は仕事終わりに散歩していたら、急にスマホから緊急地震速報の音が。スマホを見ると「日向灘」で地震とのこと。知らない地名だったのと嬉野はそこまで揺れなかったため、「日向灘」が九州の地名ということすら気が付かず、のんきにゆっくり歩いて帰宅。

あとから思えば、意外とここは移住で注意しないといけないところかも。移住した先の地名はある程度知っていても、周囲の地名までは把握していないので、地震が起きてもどこでどんな被害が起きているのか、すぐには把握しづらい…。

【DAY8】 和多屋別荘宿泊

今日は、東京に住む家族が嬉野まで遊びに来てくれた。夕方はレンタカーで波佐見までドライブ。道中の緑の鮮やかさにびっくり。あまりの綺麗さに写真を撮るのを忘れた。。。運転が怖くて免許は取っていないけど、こんな素敵な景色のなかドライブできたら最高だと思う。

その後は、和多屋別荘に宿泊。特に印象に残ったのは「利休」での夕食。地元の酒蔵とお茶農家さんによるローカルレストランで、地元の食材を使った和食料理が最高。人生で始めた食べた佐賀牛や佐賀のお米「ゆめしずく」もおいしく、ぜひまた来たい。

【DAY9】 佐賀県から広島県へ

和多屋別荘をチェックアウトした後は、広島旅行へ出発。嬉野温泉駅から博多を通って広島駅へ。嬉野に引っ越して来たときは、武雄温泉駅からバスを利用したので、嬉野温泉駅を訪れるのは初めて。嬉野温泉駅を散策する時間はなかったのでまた今度散策したい。

今日は嬉野の花火大会があるそう。でも夜は広島にいるため見れず。来年またリベンジしたい。

今週の振り返り

一週間住んでみて、嬉野市のいろいろな面が見えてきた。もちろん楽しいこともあれば、不便なこともある。でもその不便すらも楽しめている気がする。すべてを環境のせいにするのではなく、その環境に対する自分の向き合い方を見直すことも、楽しく移住生活を送る大切なポイントの一つかも。



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