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AI初心者のためのAI×YouTubeライティング術(初級1)

こんにちは!
AIたろ(あいたろ)と申します。

今回は、AIライティング初級編と題して、
AIを使ってはみたいけど、なかなか忙しくて手が出せない、
どういうものなのかよくわからない、そういう方に向けて、
なるべく簡単にAIライティングについてお伝えしていきたいと思っています。
※注意!こちらは全編を通してYouTubeの台本を書くお話をしています。目的が違う方はこちらでバックしてくださいね!!

とはいえ、AIでできるライティング法もたくさんありますので、
初級編もたくさん項目がご用意できそうです。
一度にたくさんお伝えするよりも、少しずつ少しずつ読んで覚えていただけたら嬉しいなと思いますので、よかったら一緒に勉強していきましょう。

◆AIたろについて

今回が初めてのnoteになりますので、
まずは私のことを紹介させていただきます。
私は、鹿児島県に住むごく普通の40代の女性です。YouTubeを2年ほど、Instagramを1年ほどやってまいりましたが、目覚ましい活躍をしてきたわけでもなく、猛者と呼ばれるほどの人物でもありません。

ただ今年の1月、AIというものに出会って、突然この面白さに目覚めてしまいました。新しいもの好きというものはありますが、自分たちの住む世界を変えてしまうパワーを持つこのツールに、なぜほかの人たちが視線を向けないのか不思議だと思うほどに、この魅力にはまっています。

こうなったら私が、この魅力をみんなに伝えたい!!
むしろこれが私の使命に違いない!

そうとすら思えていますので、ぜひよかったら、一緒にAIの世界を探検していけたらうれしいです。

◆AIライティングについて

皆様は、AIを使ったライティング、どれくらい経験されていますか?

・リライトならしたことある!
・ガンガン使っているよ!
・全然忙しくて触る暇がない
・便利なのは知ってるけど放っている

いろんな方がいらっしゃると思います。
まだAIは使えるレベルじゃないから放置しているという方もいるでしょう。
また、「自分はオーナーだから、AIを使うのはワーカーやディレクターがやればいい」と思う方もいらっしゃると思います。

私は、出来るだけトップの人からAIを使いこなしてほしい!というのを主張している人間です。

なぜかというと、「もしAIを使ってライティングした結果、チャンネルが伸びなくなったら?」という場合のことを心配するからです。

オーナーがAIを全く分かっていなくて、ディレクター(ワーカー)が勝手にAIライティングをしていた場合
 チャンネルが伸びなくなった原因は「AIのせいだ」「勝手に許可もしてないのに楽をしようとしたから」ってことにならないでしょうか。

そう思われる、言われるのが怖くて、ディレクターもワーカーもAIを使ったことを内緒にするしかなく(もしくは使わない選択肢をとる)、結局AIを現場に導入するのは難しいことになるでしょう。

伸びなくなったのはAIのせい → これを「AI責」といいます。

AIを使うよりも人間が書いた方が100倍いい、つまりAIは使えない、これも「AI責」です。

でも、そうではないのです。
AIがどこまでできて、どこまで指示を出せば、どんな結果を返してくれて、
これに対して人間はどれくらい手を加えたら、人間が書き上げたものと変わらない、もしくはさらにより良い成果物が手に入るのかを考える。

これが「AIライティング」です。

オーナーがAIを理解していて、ディレクターたちに積極的にAIを使ってもらうことを推進している場合

逆にこの場合を考えてみましょう。
AIをシナリオ制作に使ってみた結果、あまり芳しくない結果が出てしまった。
この時、オーナーはディレクターよりもAIの知識が豊富です。
そうすると、まず、「書き上げたシナリオを見せて」といって、成果物をチェックするでしょう。
そしてそこに問題を感じたら、AIへの指示文を修正して、ライターへの指示も明確にして、「今度はうまくいくはず」と伝えると思います。

この時、オーナーさんが考えている「伸びなくなった原因」は、
AIに対する指示の仕方が甘かったからであり、ディレクターのせいでもワーカーのせいでも、ましてやAIのせいでもありません。

そしてとてもポジティブに未来を変えていける思想を持っているといえるでしょう。

AIをシナリオなど、YouTubeやSNSに利用したいと考えたとき、
そこで得られるものは「時短」「大量生産」「外注費のコストカット」など様々なものがあります。

これはこれからの時代のSNS活動において、
必須のスキルとなっていくでしょう。
もちろん、それを必要としないジャンルは存在するでしょうが、それを必要としないジャンルにしか挑戦できなくなるというリスクもあります。

なので、知らないで「別にいいや」「そのうちもっと便利なものができるでしょ」と思うよりも、ぜひ、今、一緒に勉強していきましょう。

大丈夫。
まだ手遅れではありません。

AIの進歩は本当にすさまじいですが、
「このGPTsだけ使っておけばすべてオッケー」というほど甘くなく、
(そんなことになったら、それは思考停止すぎます)
「この知識さえ得ておけばOK」というものもまだ存在していません。

だから、まだまだ大丈夫なのです。
未来においてはわかりませんが、2024年5月の段階のAIは、まだ人間と同程度のIQを持っていて、人間が指示することで理解して動いてくれます。

これが数年後になると、人間の10倍、100倍賢いAIが、あなたのやりたいこと、望んでいることを先回りで言い当ててきて、逆にあなたがAIの言うとおりに動かされてしまうのかもしれません。

そうなってしまう前に、AIとの付き合い方を少しずつ覚えていきましょう。

◆いちばん、必要なのは「AIに責任を押し付けない考え方」

今、現在、AIライティングで活躍するChatGPT4やClaude3と呼ばれるAIたちのIQは、先ほどお伝えした通り、「人間と同程度」です。

IQ80~100程度の人間であり、百科事典以上の知識を有しているものが、
彼らです。

彼らを使うということは、
私たちが人間相手に伝えて理解できるような
具体的かつ分かりやすい指示を伝えることが必要になります。

彼らが持ってきた答えが「思っているものからほど遠い」「使えるものにはほど遠い」「なんか全然違った」場合、その原因はあなたの指示です。

伝え方が悪かったのに、「全然うまく働いてくれない!!」では、
AIも傷ついてしまいます。
実際の人間関係もそうですよね。うまく伝わらなかったために、誤解や喧嘩に発展し、あとでめんどくさいことになったり、別れになったりを経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

AIはとても知識が豊富なので、簡単ではないこともすごい速さでやってくれます。でもやってくれるんだから、適当にお願いしても大丈夫ということはないのです。

どんな風に伝えたら、どんな風に動いてくれるのか。
ここを知ることがとても大事です。

短いワードだけしか伝えてないのに、無理やり長文をはかせて、「全然使いものになんないじゃん!」みたいなことだけは可哀想なので許してあげてくださいね。(短いワードでは長文が吐けないという意味ではないですよ)

◆というわけで第1回目です

やっとここから、本文です。

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

さて第1回目にお伝えするのは、「役割を与えた会話をさせる」です。
いわゆる「ゆっくり解説」式の文章をChatGPTやClaudeに吐かせるというものです。触ったことがある方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、霊夢と魔理沙の設定が、少し長めなので、
まずはもっと簡単なところからいきましょう。

■プロンプト
今から渡すURLの記事を見て、中学生のAさんと先生のBさんが会話しながら解説する文章に直してください。

まずはここから始めましょう。

記事はそうですね。wikipediaのなんでもいいのですが、
花見とかどうでしょうか。

このリンクを張ってみることにしましょう。

上のプロンプトを入力したら、URLを聞いてくれた!(ChatGPTの画面です)

うまくいったので、花見のwikipediaのリンクを渡しますね。

AさんとB先生の会話文章ができた!!!

こんな感じで、役割を与えた人物二人の会話で、wikipediaの文章をわかりやすく解説してくれています。

Aさんは中学生なので難しい言葉はあまり使わず、B先生は優しく教えているようになっているのがとてもいいですね。


◆じゃあ霊夢と魔理沙だとどうなる?

よくある「ゆっくり解説風」のシナリオを吐き出させるプロンプトですが、
今のとても短いプロンプトを少しだけ拡張したものになります。

AさんとB先生だと、どこのだれかだか分からないので、
みんなが知っている「霊夢」と「魔理沙」にするということですね。

つまりこういうことです。

■プロンプト
#指示文
あなたはYouTubeの動画の台本を専門に書くライターです。
入力されたURLの記事を読み込み、霊夢と魔理沙という二人のキャラクターが会話形式に解説していくYouTubeの台本を作ってください。

#指示文という謎のワードが入っていますが、これは(今から指示をするよ)とAIに教えるためのワードです。

これで一度同じように出力してみましょう。

こんな結果になったよ!

霊夢と魔理沙が会話をしているYouTube台本はできました。
ですが、とても違和感がありますね。霊夢は「~よ」「~だわ」とは言わないし、魔理沙も「~だぜ」「~だぞ」と言わないからですね。

ということは、そういう言葉を話すように教えてあげないといけないということになります。(AIが霊夢と魔理沙を知らないことを責めたら絶対ダメです!)

というわけで修正したプロンプトがこちらになります。

■プロンプト
#指示文
あなたはYouTubeの動画の台本を専門に書くライターです。
入力されたURLの記事を読み込み、霊夢と魔理沙という二人のキャラクターが会話形式に解説していくYouTubeの台本を作ってください。

#制約条件 :
・魔理沙と霊夢という二人のキャラクターが会話しているように書く。
・二人の一人称は「私」。
・二人は互いににタメ口で会話する。
・魔理沙は知識豊富な解説役。
・魔理沙は少し気の強い女性。
・魔理沙は語尾に「~ぜ」「~だぜ」「~だよな」「~だ」「~だな」を使うことが非常に多い。
・霊夢は少し知識に疎く、魔理沙に対する質問役。
・霊夢は穏やかな話し方をする女性。
・霊夢は語尾に「~ね」「~なのね」「~よね」を使うことが非常に多い。
・霊夢は魔理沙の解説についてよく聞き、自然な会話で内容について質問をする。
・会話は以下のパターンを一段落とし、繰り返す
魔理沙の解説→霊夢の感想→魔理沙の追加解説→霊夢から質問→魔理沙の回答
・会話は次の文章から開始すること。
魔理沙「今日は{入力文}について解説するぜ」
霊夢「よろしくお願いするわ!」
・会話の最後は、以下の文章で終わること
魔理沙「今日はここまでだぜ」
二人「ご視聴ありがとうございましたー」

#出力形式
表形式で出力する。

|名前|台詞|

このプロンプトですが、Michelyさんが公開されている
(ChatGPTで作る)ゆっくり解説台本ジェネレータ という記事から

から一部お借りしてきました。(霊夢と魔理沙の設定そのままです)
とても優れたプロンプトなので、ぜひ一度ご覧になってくださいね!!

プロンプトを見ていくと、
「なるほど、確かにゆっくり解説!!」となりますね。

最後に#出力という項目を足して、
表形式で出力するようにお願いもすることにしました。

表形式で出力することのメリットは何かというと、
そのままスプレッドシートにコピペすることができて、CSVファイルにしやすいからですね。

それではこのプロンプトで動かしてみましょう。
もしよかったら、こちらのプロンプトをただ入れただけのGPTsもありますので使ってみてくださいね。
https://chatgpt.com/g/g-nKhYj4nSU-wikipediawoyutukurixing-shi-nisitiyausogpts

そして、このプロンプト(GPTs)を使って、
花見のwikipediaの記事を読み込ませたものがこちらになります。

表形式でうまく出ていますね!

いい感じに霊夢と魔理沙がしゃべってくれていると思います。

ただ。

なんとなく物足りないな、とか。
面白味が足りないな、とか。
もっとオープニングは違う会話をしてもらいたいな、とか。
あと、圧倒的に短すぎるな、とか。

そういう不満を持ったあなた、大正解です。

だってこのプロンプトは、「口調を指定した人物が話す」という意味しか持っていません。

物語を面白くするには?
オープニングを設定するには?
もっと長い会話を作るには?

そのためには、もっと自分の中でシナリオというものはどういうものなのかを理解したうえで、AIに「こうしてほしい」とお願いする必要があるのです。

だから、このプロンプトの結果だけをもって、
「AIの書くシナリオはつまんない」
とは言ってはダメですよ!!

それではどうすればいいのか……

それについては、少しずつ学んでいくしかない!!と思っています。
ベンチマークのチャンネルはどういう工夫をしていて、
どんな構成のシナリオを書いているのか。

そういう分析を重ねていくことで、
同じようなシナリオを書くことのできるプロンプトをあなたの手で誕生させることは本当に夢ではありません。

AIライティングはそこから始まる、と私は思っています♪

◆一緒に勉強していきませんか♪

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私の夢はみんながAIという面白いものを活用して、
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今のところ、AI×マネタイズの正解はまだ見つかっていない気がしています。アダルトとか占いとかあるにはあるのかもしれませんが、もうちょっとしたら、もっと大きい波が来ると思っています。

AIの使い方・付き合い方を今のうちにたっぷり学んでおいて、
そのムーブに乗っかってしまいましょう!!!

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とにかく皆さんの疑問や相談を受け付けられる仕様にしたいと思います。
AIを触ってみて思ったことを、
私(AIたろ)にガンガン個別DMで送ってもらって構わないです。

時間が必要な場合は、個別相談も賜りますし、
私で答えられないことは、詳しい方にもお答えしてもらえるように
お願いしていこうと思っています。

ただ見ているだけでAIに触る機会がないな、という人も、
私が知っていることならなんでもお伝えしますので、
よかったらぜひご参加ください^^

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まだまだサロンのコンテンツが少ないため、これから頑張って充実させられるように頑張りたいと思っています♪

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