キャリアの断絶はキャリアの転換期

大学での社会保障に関する授業のテスト勉強中のふとした考え。

女性労働問題において、育児休業を取得して再就業する女性が増えているグラフを見た。

しかし前提として、育児をするとキャリアが断絶されるという偏見があるのではないか。
育児をすれば、主に女性は無給で子育てをする(してくれている)。情報収集とその実践を繰り返す。一人目の子どもなんかは、いろいろと難しいだろう。

でもその分だけ、育児に関する知識・技能は高くなっていると思う。つまり育児を経たあとは、育児のスペシャリストになっている。

そこで、育児休暇を経て子育てに詳しくなった方々を、保育士など子育てを生業とする職として歓迎するような施策はいかがか。

もちろんそんな簡単な話ではないのだが、そういったキャリアパスが見いだせれば、自分の子どもに対する育児は自己投資だというように(あとから)解釈することができる。それはキャリアの断絶ではなく転換を意味する。

実際にこどもを育てた人に預けるのは信頼がおけるだろう。経験豊富なおばちゃんに全幅の信頼を寄せるのと似たような感覚にもなろう。

賛否あること、自分の無知を前提としたうえで、以上の思いつきを記したい。

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