バケモノ

普段は執筆業やってる人間。 バケモノの自分がどうやって誕生して、今何を考えて生きている…

バケモノ

普段は執筆業やってる人間。 バケモノの自分がどうやって誕生して、今何を考えて生きているか俯瞰したくてnote始めた

最近の記事

子供には長すぎた寂しさ

私達兄弟は、数ヶ月ほど親戚に面倒を見てもらっていた時期がある。 親が突然家からいなくなったからだ。 親が消えた理由等は割愛するが、当時子供だった私は突然両親が家から消えた事が理解出来ず、不安と寂しさと恐怖で酷く戸惑った記憶がある。 小学校から帰宅して玄関を開けた時、父が見知らぬ人達に囲まれながら旅行カバンを持っていた。 私は父にどこに行くのか聞くと、父は旅行に行ってくるよ。と答えた。 その日から2ヶ月ほど父は家に帰ってこなかった。 父が家に帰らなくなって1ヶ月後、今度は

    • バケモノの幼少期の記憶

      私の幼少期は、親、というか母親と過ごす時間が極端に少なかった。 両親は夜の店を経営をしており、母は店のママ。 その為夜は家でその日の売上を待つ父と、同居していた祖母、姉兄と過ごしていた。 昼間は保育園に通い、帰宅してから母が仕事に行くまでの2、3時間しか一緒に過ごせない日々が当たり前だった。 週に1度の日曜日は、母の仕事が休みだったので一日中一緒に過ごす事ができた。 日中は母と過ごせる時間の長さがとても嬉しく幸せなのだが、日が沈む頃から明日がくる恐怖を感じ始め、夜眠る時は

      • 自分というバケモノが生まれた理由を知りたくて始めてみた。

        執筆業という仕事に就いてもう直ぐ1×年。 この1×年の間、作品を描いていく過程で自分の内面と向き合うことが増え、次第に自分の中に上手く認識できていなかった感情があり、それによって自分が生きにくさを感じている事に気が付いた。 その感情を言語化し改めて向き合い、自分を救いたくnoteを始めてみようと思った。 私は所謂アダルトチルドレンと呼ばれる人間に当てはまるらしい。 クリニックで直接診断を受けた訳では無いが、オンラインの簡易診断と幼少期の生活や、恋愛をしている時の不安定な自分

      子供には長すぎた寂しさ