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「辞める」という「始まり」
SHElikesというWebスクールでライティングを勉強したことが、noteを始める大きなきっかけになりました。
この記事では、
私がSHElikesを辞めた理由について触れます。
何かを始めたいと思っている人、逆に辞めようかなと悩んでいる人に届くと嬉しいです。
1.入会
「出社しないと働けない」
前までは常識だったのに、いつのまにか"制約"になっていました。
コロナや働き方の社会変化を受けて、移動しないと何も生まれないことのデメリットを痛感した人の1人でした。
体力資本の仕事を生活の柱にしていることに、危機感を覚えた頃です。
「じゃあ転職しよう」と思ってすぐにできるほど、応用の効く仕事には就いていない。
副業が当たり前になりつつある流れに、将来への漠然とした不安が、気づけば大きくなっていました。
何か自分のスキルが欲しい。
"変わりたい"と思った時、選択肢は2つ。
「環境」を変えるか、「自分」を変えるか。
自分が職場へのやるせなさを感じた時、1番に転職を考えました。でも、今の職場で感じていることは、どこの職場に行っても同じなのではとも思い、私は「自分」を変える道を選びました。
◻️根拠のない自信
昨年、SHElikesを始めました。
体験レッスンを受講した時はやる気に満ちていて、入会も不安なくあっさりスタート。
受けたい講義もほとんど受けました。
3ヶ月後、
将来に対する不安から一歩踏み出した私には、「自分にも何かできるかも」という自信がついていました。
◻️「書く」ということ
まとまった字数の文章を執筆したのは、大学のレポートぶりでした。
文学部に所属していた私にとっては、文章を読む機会も減って、書く力が明らかに低下していることを痛感したのを覚えています。
そんな中、思い切って初めてライディングコンペに応募したらまさかの採用、記事掲載。
☑️その時の記事はこちら↓
自分が「好きかも」と思っていたことを、第三者に肯定された体験でした。
成功要因を思い返してみると、、
物心がついた頃から、頭の中で反芻されている思考やことばをまとめたり、書くことが好きでした。文章を褒められる経験も少なくなかったと思います。
普段、デスクワークなしの体力勝負の仕事をしている私に、書くことの楽しさを思い出させてくれました。
足踏みしている日常から抜け出せた気がして嬉しかったです。
◻️気づいたこと、気づいていたこと
オフラインでの社会と同様に、SHElikesにも、"コミュニティ"が存在します。
同じ趣味や目標を共有し合い、切磋琢磨し合う場です。キラキラしていて、皆んなが目標を持っていて、素敵だなと思う一方、、
オンラインでのコメント返し、繋がり。
そういったことに苦手意識を持っている自分がいたのも事実です。
入会してイベント告知を見たり、オンラインの企画会に参加するほど、自分には向いていないことがわかりました。新しいことに挑戦しても、悔しいことに苦手なことは苦手なままでした。
2.自分の種
自分の"好き"を明確にできたこと
自分の"苦手"を再認識できたこと
これがいちばんの収穫。
意外と、自分自身でわかっていなかったりするものです。
苦手なことを克服しよう、現状を改善できないか
、そうして常に求めて生きてきた自分は、自分で自分を苦しめていたのです。
苦手は苦手なままでいい。
そう思えると、とても楽になれた気がします。
何かやらなきゃ。
何者かにならなければ。
生き急いでいた自分を、ちょっと待って、と冷静に見つめ直すことが、今ならできます。
漠然と何かやろうとする気概は悪くはないけれど。
何かを始めようとしている方に、
マイナスをプラスにしようと頑張りすぎたり、肯定しなければいけないと思わなくていいし、自分を無理に変えようとしなくていいのだと伝えたいです。
周りにならって副業をしなくてもいいし、世の中の流れに逆らっていたっていいんです。
自分の好きなことや得意なこと、これだ!と思ったことを腹落ちさせて取り組むことに、勝るものはありません。
3.始まり
辞めることは始めることよりも難しい。
勇気がいるし何にも掴まれない不安もある。
"諦め"のような印象を与えてしまうのではないか。続けられなかった自分を否定してしまうのではないか。
「始めようと決めた自分に恥じないように、続けたい。」こう考えていました。
それでも、辞めることも大きな選択です。
辞めようか悩んで誰かに相談したこと、毎日悩んでいる時間、辞めたことで得られる時間や労力は全て価値のあるものです。
辞めようと思えたその時が辞め時です。始めたから続けなきゃ、と義務を感じていれば、それは辞め時かもしれません。
決断を迫られた時、辞めることに後ろめたさを感じず、前向きに捉えてほしいです。自分が変わろうと、成長しようとしていることに変わりはありません。
せっかく始めたし!と思ってインプットをし続け、コミュニティに属していることに満足していた自分は、安心感を得ていただけなのではないか?という疑問が浮かび、退会することを決めました。
継続していることに対しても、
自分の感じる違和感や疑問に素直になって、定期的に考え直すことを大切にしています。
意外とルーティーンになってしまっていることや、目的が変わっている事柄が見えてきます。
私は、自分の好きなライティングはまだまだ勉強し続けていきます。
"SHElikesを辞めた"
この選択を、次の選択の糧にします。
辞めることは始まりそのものです。
祝、卒業!
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