映画感想録③<デッドデッドデーモンズデストラクション 後編>

 お久しぶりです。noteそのものが、久しぶりって感じなので、正直今までどんなふうに書いていたのか覚えてないです。
 タイトルの通り、「デッドデッドデーモンズデストラクション 後編」観てきました。それも、初日、一番早い時間で。

 上noteが、前編の感想ないしは考察です。後編見る前に、読み返すとか書いてましたけど、全然読み返すこともなく、上映直前でこの記事の存在を思い出してました。この考察が当たっていたかどうかは、後述。

 ということで、以下ネタバレ注意で。











考察そんな当たってなかったような

 「最初、平行世界へ移動したのかとか考えたんですけどそれなら活発になる薬の意味ねぇなって。」って『映画感想録②』で書いてたんですけど、これが一番近かったですね。より正確に表現するなら、「過去の平行世界への移動」ってことです。まぁ、後編は性格を活発にする薬、みじんも出てこなかったし。

 「侵略者」の目的については、大外れでしたね。正直「いそべやん」「ドラえもん」に引っ張られすぎた…。あと、全然個体としての自我を持ってましたね。これについては、観た後でもちょっと疑問なんですけど、「大量に増えた同胞を切り捨てる」「人類に特攻心中する」という発想があったり、「侵略者間の意見違い」があるのにもかかわらず、兵器としての「秘密道具」が存在しないのが違和感ありますね。まぁ、かなり高次元な生命体っぽいので、武力兵器の存在が無駄な争いを生じさせるという考えに至ったんでしょうかね。あと、関連して、最後の赤い発光球体は完全に謎。「侵略者」のモノっぽい…?いや違うのか?

映画そのものの感想

 後編の内容も抜群に面白かったです。おんたんと大葉の恋愛模様、それぞれのキャラの見せ場、オチを含む衝撃的なシーン、etc.見どころがたくさんありましたね。

 まず、おんたんと大葉の恋愛模様について。本世界線が、消滅しなかったのは、おんたんと大葉(侵略者)が青春してたおかげでしょう。母艦の自爆がしなければ、地球と衝突した上、謎の発光球体に虐殺祭りされてたわけですから。母艦の自爆に必要な条件としては「平行世界から母艦のパスワードを知る」なんですが、条件を満たせるのは、「おんたんと親密な侵略者」です。つまり大葉。
 ここで、疑問となるのが何故いそべやん(侵略者、以下㋑侵略者)が別世界から助言をしたってことです。㋑侵略者は、おんたんが過去の平行世界へシフトすることで、母艦と地球が衝突することを予想してました。更に、㋑侵略者からしておんたんは「心優しい人間」であり、彼女が他の侵略者と接したら、「別世界をのぞく装置」を使う可能性を考慮したんだと思います。多分ね。 
 大葉があそこまで頑張れたのも、おんたんによるところが大きかったような。

 後編で、特に好きなキャラは、三浦太郎、荻野総理そして中川ひろし。みんな、格好良かったです。特に、平行世界へ見送る時の、ひろしがめっちゃイケメンでした。好感度爆上がりだったので、最後死んだときショックで。ここだけは、納得できなかったです。
 あと、渡良瀬先生と付き合ってたの、SES社のエンジニアガールだったんすね。公式HP見るまで気づかなかった。

 特に、印象深かったシーンとしては、やはり侵略者の素顔でしょうか。あの世界では異質すぎて、本当に不気味だった。そして、最後はエンディングと爆発でそのまま終わっていくのは、呆気にとられました。爆発オチなんて…サイコー!なんつって。

原作が気になる

 映画と原作では、結末が異なると風のうわさで聞きました。原作は購入予定です。デラックス版は、直筆サイン・書き下ろしが魅力的ですが、おそらく買いません。金ない。まぁ、一過性ブームな感じもあるしね。ちょっと、トートロジー。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?