不定期日記1

挨拶から約1週間が経った。

授業が始まり、履修は修正期間に入り、生活リズムは徐々に戻りつつあった。とはいっても、大学まで歩いて3分、走って1分半の距離に住んでいるため、仮に1限があったとしても、起きる時間は遅い。生活リズムが完全に戻るのは4年後になりそうだった。高校とは違い、解放感しかないキャンパスとお洒落な人しかいない大学生活に、1週間で慣れるはずもなく、洗濯物が次の日までに乾かなければ着る服が無くなりかけない危機感と、いつまでたっても直らないトイレの換気扇の音を毎日聞いていたら、1週間は過ぎていった。

慣れないキャンパスパスライフと、GPSテスト、多少のレポートと炊事洗濯。家に帰っても忙しい日々。すでに料理がめんどくさくなってきてしまっている自分が不安になる。

18時頃に、キッチンに行く。白菜を大きめに切り、人参を斜め切りに。しめじをほぐして、ざるの中に置いておく。冷凍庫から豚バラ肉を取り出し、いつものように解凍していないことを後悔する。水、酒、みりん、しょうゆをフライパンに入れ、切った人参を投入し、煮立つまで待つ。その間に、昨日のカレーを火にかけ、かき混ぜながら温める。このかき混ぜるという行程がなければ、洗い物ができるのに、と不満を漏らしながら、Siriに音楽をかけるように指示する。最近は、新しい学校のリーダーズにはまっている。もう制服は着ないのに。フライパンに肉を入れ、灰汁をとる。白菜としめじをいっぱいに詰め込み、アルミホイルをかぶせる。フライパンにも蓋が付いてたらよかったのに。

もっと書きたいところだが、現在午前3時21分のため、すみやかに寝る。


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