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解剖の結果

長女が可愛がっていた猫の死亡原因がわかりました。
「大動脈弁下狭窄症」で先天的に心臓に異常があって、人間の子でも1~2年の寿命だそうです。
猫では珍しい病気で、健康診断でも見つけられず突然死してしまうそうです。
1歳になった時に健康診断をして異常なしと診断されていて安心していました。
1歳3か月で7kgまで大きくなって、元気に走ったりジャンプしたりで、疲れないのかなと心配するほど活発に遊んでいたので、まさか心臓が悪かったとは思いませんでした。
数週間前から食欲がなかったそうですが、うちの猫姉妹たちも数週間前から暑くなったと同時に食欲も落ちているので、季節的なものじゃないかと思っていました。(よく考えるとNYのマンションは全館24時間冷暖房入っているので常に一定の温度でした)
解剖の結果、数週間前から何度か心不全を起こして心臓の動きが悪かったようです。
そしてお義母さんの家に移動してストレスで死が早まった可能性はあります。
原因がわかって、少し納得感がわきました。
避けられない事だったんだ、でも精一杯の愛情を注いだことは間違いない。
おやつが欲しくて、自ら編み出した芸を披露して可愛すぎて(立ち上がって前足を上にあげて左右交互にフリフリしてすごく可愛い!キュンとしない人はいない)一日に決められた以上のおやつを上げたこと、30年生きてもらおうとフード研究したこと、毎週おもちゃを買ってあげたこと、エディも長女の事が大好きで、目を合わせようとして目の前まで来て、別の方向を向くとそっちに移動してまた目を合わせようとしたりして相思相愛でした。
一緒に暮らしていた長女は数えきれないほどの思い出で胸が一杯でしょう。
姿はなくなってしまったけど、心は永遠に一緒だよ。
日本から供花を送ることにしました。
現地の花屋が届けてくれるのですが、日本で作ってもらうアレンジが海外に届けるとなると同じようなグレードでも10倍くらいの値段で驚きました。
しばらくは静かになった部屋が寂しくて涙することもあるでしょうが、たくさん泣いた後は優しい思い出に替えてまた歩き出していってほしいです。

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