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仕事が嫌でしょうがなかった。


そして今までずっと使ってきた、『物』に思いが込められていること、
そしてそれを手放したときに、感じたのは”寂しさ”でした。

自分の身の回りを整理し始めるようになってから、少しずつ自分の気持ちや思いに気が付くようになってきました。
今までほしいものを買うために働いてきて、それが手に入ったときに味わう一瞬の満足感。でもそれはずっとは続かない・・

『私はいったい何を求めているのだろう?』

そんなことも考えるようになっていました。

そうなるのには理由がありました。

長年看護師をしていく中で『本当はこの仕事が好きではない』ということに気が付いていました。その気持ちはどんどん膨らみ仕事が嫌で嫌でしょうがなくなっていきました。

『仕事を辞めたい』

『でも生活していかないといけない』

という矛盾する気持ちを持ち続けた結果、
なんのために働いているのかわからなくなっていました。

とうとう
『私は仕事が嫌いでできることなら仕事をしないで生きていきたい』
という思いが強くなり、なんの計画性もなく勢いで仕事を辞めて、職種を変えることで、何かが変わるかもしれないという安易な考えのもと、バイトで仕事を始めてみたものの、お金を借りなければ生活できないほどに落ちぶれていきました。

そうして落ちぶれていくうちに
仕事が続かない自分に対しての不甲斐なさや
お金を貯めてこなかったことへの反省や
どうしてこんなことになってしまったのか?という悲しみ
自分はダメな人間なんだ!という絶望感に襲われていました。

日に日に苦しみが増し始めてきてからというもの

『こんな思いはもうしたくない!!』

『嫌でもいいから看護師してやる!』

『生き抜いてやる!』

そういった怒りの感情が、また看護師をする道を選択させたのでした。

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