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【男子バレーボール】VNL2024 ポーランド代表

現在世界ランク1位のポーランド。2位の日本に60ポイント近い差をつけている強豪国。(2024年6月28日 10時時点)
その主な選手たちについて調べてみた。

セッター:Marcin Janusz 背番号19 196cm
21/22シーズンからGrupa Azoty ZAKSA Kędzierzyn-Koźleに所属。アメリカ代表のDavid SmithやErik Shojiとともにプレイした。昨シーズンは10位と振るわなかったが、カップ戦では優勝している。European Championships2023ではベストセッターを獲得した、ヨーロッパ屈指のセッター。
2024年のネーションズリーグでは7試合に出場。試合数は少ないながらベストセッターランキングでは14位につけている。また、ブロックポイントは8ポイントとトス以外でも役割を果たしている。

セッター:Grzegorz Lomacz 背番号12 187cm
1987年生まれで36歳のベテランセッター。19/20シーズンにはPlusLigaにてMVPを獲得する活躍も見せた。17/18シーズンからPGE GiEK Skra Belchatowに所属。チームの安定的な成績に貢献している。
2024のネーションズリーグではここまで8試合に出場。Januszと同じく、試合数は少ないながらベストセッターランキングで17位につけている。

アウトサイドヒッター:Wilfredo Leon Venero 背番号9 202cm
キューバ出身の最強アウトサイドヒッター。強烈なスパイクやサーブが武器。昨シーズンは24/25シーズンから石川祐希が所属するSir Safety Susa Vim Perugiaに所属。けがなどもあり、シーズンでは94得点と苦しんだがチームの4冠に貢献した。
2024年のネーションズリーグでは5試合で59得点(スパイク:48、ブロック:3、サーブ:8)と数こそ少ないもののスパイク決定率64.86%と驚異の数字を残した。オリンピックでは強敵になること間違いない。

アウトサイトヒッター:Aleksander Sliwka 背番号11 196cm
23/24シーズンはGrupa Azoty ZAKSA Kędzierzyn-Koźleに所属し、チームではキャプテンを務めたサウスポーアウトサイドヒッター。24/25シーズンからはサントリーサンバーズ大阪に所属、おそらく高橋藍の対角になるだろう。
2024年のネーションズリーグのWeek1ではポーランド代表のキャプテンも務めた。ここまでは8試合に出場、69得点をあげた。(スパイク:59、ブロック:6、サーブ:4)記録上のインパクトは残していないが試合中の存在感は抜群。

オポジット:Bartosz Kurek 背番号6 207cm
23/24シーズンまでの4シーズンをウルフドッグス名古屋で過ごした、強力なオポジット。716得点をあげ、Vリーグの総得点ランキングでは4位、チームの3位に大きく貢献。24/25シーズンからはポーランドに戻りMarcin Januszなどと共にGrupa Azoty ZAKSA Kędzierzyn-Koźleでプレイする。
今回のネーションズリーグでは
日本での主な記録:最高殊勲選手賞(22/23) 得点王(20/21) ベスト6(20/21~22/23) スパイク賞(21/22) 

ミドルブロッカー:Mateusz Bieniek 背番号20 210cm
男子でハイブリットサーブを打った、おそらく最初の選手。23/24シーズンはAluron CMC Warta Zawiercieに所属。フランス代表のアウトサイドヒッター、Trevor Clevenotなどと共にプレイした。ブロックランキングは22位、サーブランキング12位とチームのリーグ戦2位に大きく貢献した。
2024年のネーションズリーグでは出場は4試合にとどまる。しかし、総得点は30点とハイアベレージを残している。
(スパイク:24、ブロック:5、サーブ:1)特にブロックは1試合当たり1.25点と違いを見せている。

ミドルブロッカー:Jakub Kochanowski 背番号15 199cm
昨シーズンはAsseco Resovia Rzeszówに所属、リーグで4位という成績を残した。ブロックランキングでは全体10位とトップクラスの活躍を見せた。石川祐希も参加したCEVcupの優勝にも貢献。
2024年のネーションズリーグでは11試合に出場、78得点をあげた。(スパイク:50、ブロック:17、サーブ:11)ブロックランキングでは25位、サーブランキングでは18位といろいろな面からチームを引っ張った。

リベロ:Pawel Zatorski 背番号17 184㎝
21/22からAsseco Resovia Rzeszówに所属する34歳のベテランリベロ。アメリカ代表のTorey Defalcoやフランス代表のStephen Boyerなどとともにプレイ、チームは4位だった。サーブレシーブランキングでは全体5位の成績を残した安定感のある選手。
2024年のネーションズリーグでは15.79%のサーブレシーブ成功率を上げた。ディグの面では30本のディグを成功させ、成功率は56.6%だった。

今回のネーションズリーグでは、見事な強さを見せ、全体3位だった。

参照及びデータの引用
Home :: Volleybox
VNL 2024 (volleyballworld.com)
PlusLiga 
6月28日に閲覧
リベロのデータのみ7月4日


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