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【男子バレーボール】VNL2024 カナダ代表

2024年6月18日、バレーボールネーションズリーグ「カナダVS日本」が行われる。そこでカナダ代表のメンバーについて調べてみた!
まずは、直前にVNLの試合セルビア戦のスタメンから調べてみた。

セッター:Luke Herr 背番号2 194㎝
23/24シーズンまで2シーズン「AO Milon Neas Smyrnis」(24/25から山本龍、谷口が所属)に所属していた。
ここまでのネーションズリーグ8試合すべてに出場。ブロックポイント5、サーブポイント6、スパイクポイント1と安定性のあるセッター。199本のSuccessfulとベストセッターランキングで3位に入っている。

アウトサイドヒッター:Stephen Timothly Maar 背番号7 201㎝

大学卒業後からほとんどのシーズンをセリエAで過ごしており、20/21シーズンはAllianz Milanoで石川と、23/24シーズンはMint VeroVolley Monzaで高橋藍とチームメイトだった実力派アウトサイドヒッター。23/24シーズンには高橋藍を大きく上回る301得点をあげた。(なお、得点ランキングは9位)24/25シーズンからはGas Sales Bluenergy Piacenzaに所属する予定。
ここまでは8試合に出場142得点をあげている。(スパイク:119、ブロック:13、サーブ:10)しかし、レセプションにおいては5%~20%前後とずば抜けてはいない。ただ、ベストスコアラーランキングでは4位とチームに大きく貢献している。

アウトサイドヒッター:Eric Loeppky 背番号80 197㎝
20/21シーズンからシーズンをイタリアで過ごしているアウトサイドヒッター。昨シーズンは高橋藍、Maarと共にMint Vero Volley Monzaに所属していた。シーズンでは191得点をあげる活躍を見せる。24/25シーズンからは強豪Cucine Lube Civitanovaに所属予定。
ここまでのネーションズリーグでは109得点(スパイク:100、ブロック:3、サーブ:6)を記録している。ベストレシーバー、ベストディガーでともに9位と安定した守備力も見せている。

オポジット:Arthur Szwarc 背番号14 209㎝
昨シーズンを同じくMint Vero Volley Monzaで過ごしていた大型オポジット。昨シーズンは296得点をあげ得点ランキングで11位とチームの2位に貢献した。
ここまでは8試合に出場しアタックポイントが77ポイントと少し物足りないが決定率は50%と安定した仕事をしている。ブロック7点、サーブ5点とずば抜けた特徴は見られない。

ミドルブロッカー:Lucas Van Berkel 背番号12 210cm
昨シーズンはポルトガルのSporting CPに所属。
ここまで5試合に出場し、43得点(スパイク:31、ブロック:12)とミドルブロッカーとしての仕事を果たしている。スパイク決定率も73.81%と高い決定率を誇っている。

ミドルブロッカー:Fynnian Lionel McCarthy 背番号33 200㎝
昨シーズンまでチェコのVK Lvi Prahaに所属しており22/23シーズンにはベストミドルブロッカーも獲得している。24/25からはポーランドリーグのBogdanka LUK Lublinに所属予定。ポーランド代表Wilfredo Leonやブラジル代表Thales Hossとともにプレーする。
ここまでのネーションズリーグでは8試合に出場、64得点(スパイク:39、ブロック:20、サーブ:5)を上げている。中でもブロックは1試合あたり2.5点と活躍しており、ベストブロッカーランキングでは4位タイと成績を残している。

リベロ:Justin Lui 背番号18 178cm
2000年5月8日生まれと24歳の若手リベロ。Stanford University出身で昨シーズンはフィンランドのVantaa Ducksに所属していた。
ここまでのネーションズリーグでは8試合に出場。ベストディガーでは8位と実力を見せつける。ディグにおいて9割近い成功率を誇る試合があるなど安定感がある。しかし、レセプションでは成功率・本数と違いを見せられてはいない。

その他注目選手
アウトサイドヒッター:Nicholas Hoag 背番号4 200cm

カナダ代表のキャプテン。
昨シーズンはトルコのArkas Sporに所属。Perugiaの所属もある、経験のあるアウトサイドヒッター。
ここまでのネーションズリーグでのプレイ時間は短い。しかし、12得点のうち4点がサーブポイントと侮ることはできない。ただ、スパイク決定率が34.78%と低くリリーフサーバーとしての試合出場が濃厚か。

ミドルブロッカー:Pearson Eshenko 背番号1 204㎝
昨シーズンはポルトガルのSL Benficaに所属、チームの国内二冠に貢献した。
ここまでは3試合に出場。22得点をあげている。(スパイク:16、ブロック:4、サーブ:2)スパイク決定率も61.54%としっかり結果を残している。守備機会が少ないながらもディグにおいて12本のGreat-Saveを記録している。(なんと成功率が85.71%!!)

カナダはここまで4勝4敗と7位につけている。アメリカを3-1で下すなど実力があり、日本戦も大いに盛り上がるだろう。

※成績はすべて6月14日時点

参照
Lega Pallavolo Seriea公式サイト:Lega Pallavolo Serie A | Italian Volleyball League – National Championships (legavolley.it)
Volleyball Box: Home :: Volleybox
VNL公式サイト:VNL 2024 (volleyballworld.com)
いずれも2024年6月14日閲覧






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