2652まんだらけ

11/30に10月の月次を発表しました。
それを受けて株価は800円から急騰し937円まで上昇しました。その後の株価は高値圏でキープしています。
10月まではほとんど株価は低迷していましたが、11月になって株価に変化が起きています。何があったのでしょうか?

まずは直近の月次を確認してみます。
海外を始め、お客様の来店が増加し、店頭販売が増加 通信販売も好調(電脳ショップありある)
中野店70百万 コンプレックス37百万  名古屋店17百万など全ても店舗で前年上回り。+232百万増加
と記載があります。
特に中野店の伸びが顕著です。
10月の売上+2.3億の増収がありましたが、そのうち0.7億は中野店の増収効果が大きかったようです。
今月の月次の推移を見ると、中野店は非常に好調なのがわかります。
10月の月次の中でインバウンドのついても言及されているのが投資家を刺激したのでしょうか?ただ過去の月次の数値の中でも130.4はかなり高い数値になります。夏までは110%前後、秋には120%前後、10月には130%前後とかなり高い数値を叩き出してきています。

まんだらけとはどういった会社かというと、これもリユース企業になりますが、この会社は漫画・アニメ関連商品などサブカルチャー系のリユース企業になります。
店舗は13店舗しかありませんが、売上は100億円近く稼いでいる会社になります。(おそらく7割ぐらいは、ネットで稼いでいるものだと思います)
同じような駿河屋も 100店舗前後ありますが、売上の75%はネット販売で、店舗売上は平均1億前後のようです。
総合リユース店でも計算すると1~1.5億程度の売上なので、まんだらけも店舗売上は1~2億程度だと思われますが、中野店は別格かと思います。月に1-2億程度の売上があるのかもしれません。

まんだらけSHARAが売上を牽引しており、日々オンラインでオークションを実施して国内外への大きな販路となっているのも特徴です。
2022年からは、電脳ショップありあるという仮想空間上のショップを開設。
売上も3年ぶりに100億円を突破し、営業利益も8億までの戻し、利益率も8%に回復していましたが、来期の見通しでは、減収、減益予想を出しています。
この理由としては、新たな出店をはじめ、通販倉庫設備の拡大準備に向けました取り組みを開始すると記載があります。
ホビー関連に限って話すと、秋以降非常に好調な月次を背景にかなりホビーを主力とする銘柄に注目が集まっているとは感じています。
テイツー ・ブックオフなどかなり値動きが激しくなっています。
ホビーに関すると、リユース市場の中で成長著しい分野の一つになると思います。
2016年は600億程度だった市場規模は2021年には1800億と3倍に増加していますが、その成長に比べると、ホビーに特化した店舗は少ないと感じています。
例えば、アパレルであれば、セカストが800店舗、トレファクが200店舗以上ありますが、ホビーに関するとネットの販売が中心でリアル店舗はそれほどないように感じています。
駿河屋100店舗 テイツー が100店舗前後、まんだらけ15店舗、ブックオフ800店舗ありますが、まだまだ書籍が中心な店舗が多い印象です。伸びる余地は高いのではないかと感じています。
今は特に、アニメブーム、平成レトロ玩具が一種のブームとなっているのも追い風になっているように思います。
特にその中ではトレカに注目が集まり、新品の販売需要も増加しているようにみられます。
今後も注目してみたいと思います。













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?