5891 魁力屋(店舗レポート)

2024.2  イオンモール

久しぶりに魁力屋に行きました。
2度目の来店です。
近くのイオンモールのフードコートにあり、焼き飯の半額セールをしたので、食べに行きました。

魁力屋はロードサイドとイオンモールなどのフードコートに130店舗出店しているラーメンチェーンになります。
看板メニューは「背脂醤油ラーメン」になります


特徴は、
醤油と鶏ガラスープをベースに、豚の背脂を落とした京都ラーメンと 呼ばれる「背脂醤油ラーメン」で、「あっさりしていてコクがある、飽きのこない、ちょっと懐かしいラーメ ン」を商品コンセプトとなります。
価格は800円前後と人気のラーメン店と比較するとやや安いのかと思います。
強いラーメンは多少価格が高くてもリピーターを中心に食べる人は多いと思いますが、ここのラーメンはそれほどラーメンにこだわりがないような層が中心なような気がしますので、価格は比較的抑えているのではないかと思います。
また「焼きめし」「餃子」「唐揚げ」等の定食メニューや「お子様メニュー」を取り揃えており、ファミリー向けのラーメン店のイメージがあります。

定食のメニューなども見ると日高屋のようにも見えます。
アルコールなども提供しており、ちょい飲み需要などもあるのかもしれません。


そのためラーメンもそれほどクセがなく、食べやすいラーメンになっているのではないかと思います。
人気のラーメン店はややクセが強く、ちょっと苦手な人もいると思います
最近のラーメンは豚骨ベースが主流ですが、以前はラーメンといえば醤油ベースだと思いますので、比較的 誰でも食べやすいのかと思います。

SNSではそれほど美味しくないというコメントが多く見られますが、ラーメン好きからしたら、魁力屋のラーメンは物足りないのだと思います。
東京都などの競合が多いラーメンエリアでは確かにちょっと難しいかもしれませんが、そういう場所には出店しないと思うので、十分勝負できるのではないかと思っているのだと思います。
ただ700店舗も増やせるのかはちょっとわかりません。
ラーメンの市場は大きくなっていますが、外国人などに受け入れられるラーメンなのかは疑問符がつきます。
なので、ラーメンとの競合比較する時、ギフトや一風堂と比較するのはどうなのか?はわかりません。
幸楽苑やリンガーハットが競合となるような気がしますので、それらと比較する方が適切な気がします。
店舗数もリンガーハットが700弱ありますので、現実的に考えても300店舗ぐらいなのではないかと思ってしまいます。
それほど詳しく見ているわけではないのでわかりませんが。。。
有報の資料によると、ロードサイドの店舗は、150~300坪程度の敷地に建坪30坪、43 席(カウンター13席・テーブル5卓(30席))を標準型にしているようです。
また労働集約型のビジネスモデルから運営効率を目指したビジネスモデルに転換したいと考えており、DX化を進めていくようです。
ただ来店した、フードコート内の店舗は全く、DXは進めているようには見えません。
それよりも他社の飲食店と比べると進んでいないようにもうつります。
郊外の店舗にはまだ行ったことがないので、わかりませんが・・・
店内調理に拘っているため、両立は難しいのかもしれませんが、進めていない分、DXに舵を切れば、生産性の伸びしろは高いのかもしれません。


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