ＪＥＨの銘柄調査をしてみた。
おはようございます。
先日、ＪＥＨが決算発表しました。
決算の発表を受けて、翌日は、ストップ高となっています。
この銘柄はすごくチャートの形が良くて、決算前にINしようと考えていましたが、あまり調べたことがない銘柄だったので、スルーしました。
(単純に先週はサボっていただけですが・・・・)
ただ、SNSをみても注目度の高い銘柄だと思いますので、
軽く、調べてみました。
以前、エントリーした、yutoriなども決算後再調査して、かなり上値があると思ってエントリーしたので、この銘柄にも上値はあるのか知りたかったからちょっと調べてみました。
この会社は、2023.11月にIPOとしてスタンダード市場に上場した会社になります。
公開価格は1360円となりましたが、初値は1271円 終値は1111円と
それほど市場からは注目されていた銘柄ではなかった印象です。
ただ現在の株価は2000円前後まで上昇し、上場から右肩上がりに上がっている銘柄になります。
この会社は、
自社で企画・デザインする高品質のアイウェアを製造・販売するブランド力の高い会社になります。
鯖江は眼鏡の世界三大産地として確固たる地位を確立した産地で、
世界シェア20%、国内生産の95%はこの場所で、生産されており、日本のみならず、世界的にも評価の高いブランドになります。
鯖江の眼鏡が圧倒的に支持される理由は大きく３つあるそうです。
職人技が光る優れた耐久性
細かい部分までこだわったデザイン
高品質ながら求めやすい価格
鯖江のメガネの特徴
分業制によるメガネ生産
各工程をそれぞれのスペシャリストが作るという分業制を取っているそうです
一般的にメガネの生産には200～300ほどの工程あるそうですが、鯖江では、各工程を専門で担当する工場や職人がおり、極めて高い製品ができるようです。
手作業による加工
熟練した職人による手作業で加工が施されている。
セルフレームの製造
セルフレームの素材には加工しやすいアセテートが使われていますが、鯖江では昔ながらのセルロイドを使ったフレームが使われているそうです。
セルロイドはアセテートよりも頑丈なぶん硬いので、根気強く磨き続けなくてはならず、多くの時間を費やして磨く必要性があります。
メタルフレームの製造
軽くて丈夫なチタンは加工機で削りにくい「難削材」に分類されるので、加工しにくい側面があります。
そのため高度なプレス技術と精度の高い型が必要になります。
鯖江の高い加工技術と熟練した職人がいて成り立つのだと思います。
業績概況
昨年の実績では、コロナからの回復で、国内店舗の回復が大きく業績を大きく伸ばしています。
出店計画もほぼ計画通り進んでおり、順調に売上を拡大できたことも大きかったように思います。
出店エリアも非常にグレードの高いエリアや、話題の商業施設に出店しており、ディベロッパーからも評価が高いのだろうと推測できます。
インバウンド需要もコロナ前を超える水準まで回復しており、
来期の計画でも19億円を想定されていますので、出店エリアなどをみてもインバウンドの割合が高いエリアに出店しており、期待しているのだと思います。
ガイダンス
前期はコロナからの立ち上がりもあり、高い伸びをしていましたが、今期は
通常の状態に戻る予測を立てているのか+10%成長を計画しています。
出店計画は8店舗を計画しています。また３店舗の既存店は好立地に移転する計画もあるようなので、期待できると思います。
前期も京都のイオンモールから京都高島屋SCに移転しており、百貨店などを含めた出店もあるのかもしれません。
全体では+10%の計画ですが、インバウンドに関しては、中国の回復期待もあり、+14%成長で計画しています。
四季報予想
最新の四季報の業績予想の更新では、
今期：売上150億 利益43億
来期：売上165億 利益47億に更新しています。
配当に関しては会社予想と同じく44円予想となっています。
業績予想
ざっくり業績予想を出してみました。
少し、出店計画は強気予想となっていますので、数値は強めの数値となっています。
今後、インバウンド向けなどのホテルなどの開発も進んでいることから、海外にも評価の高い鯖江のメガネの出店余地はまだまだあるのだと思います。
一等地を中心に厳選して出店してくるとは思いますので、それほど多く出店するとは考えていませんが、年間10前後の出店は十分可能だと考えています。(ただそれほど調査をしていないので、かなり適当な数値です)
インバウンドの比率もそれほど高くなく伸び代はあると考えています。
インバウンドは+20%、国内販売は+10%成長と見込んで計算しています。
バリエーション：10~25倍前後を想定
目標株価は3500~4000円ぐらいを想定
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