7630 壱番屋(店舗レポート)


2024.2  CoCo壱 郊外店


久しぶりにCoCo壱に行って見たので、書いてみます。
CoCo壱の印象はすごく値上げして、高くなっている印象が強くあります。
また商品のラインナップを増やしたり、サブメニューやご飯の量のラインナップを増やし、注文しやすいようにメニュー改定している印象もあります。

また店舗のメニューをみるとカレーうどん・カレーラーメンなどカレー以外のメニューも増やし、メニューを充実している印象がCoCo壱にはあります
値上げは一般的には、客数の減少が想定されるので、飲食店各社は、客数が落ちないように、色々考えるようになっているのでは、ないかと最近思うようになりました。
ようは、意識が変わってきたのではないかと思います。
それに値上げしたからと言って、それだけでは収益は改善しないように思います。今後、さらに原材料の高騰。人件費、物流費・光熱費も上がってくると考えている飲食店は多いと思われ、コロナ禍での環境の変化がいい方に向いているのではないかと思います。
ただ安易に値上げしてもそれでは消費者は受け入れてくれない部分もあり、値上げしても選ばれる飲食店を作ることが強く求められているのでは、ないかと思います。

2/9にも価格改定をリリースしています。
見てみるとテイクアウトおよびタマゴ使用メニューの価格を改定をしています。タマゴの価格改定幅はかなり大きいように感じました。


卸価格は下落傾向ですが・・小売価格は高い傾向が強いです。
スーパーなどの店頭価格をみても、200円前後とそれほど変化は感じられません。
東京都の鶏卵の入荷量も前年並みとそれほど増えている印象はないです。

価格改定を2度行っていますが、客数はそれほど変化しているようには感じられません。


値上げの影響で+17億利益が増加しています。

原材料は11億程度増えています。


来店したCoCo壱は客席が20席前後の小さな郊外にある店舗です。
来店したのは夕方でしたが、わりと多くいました。
都市部だとイートインのお客さんが多い印象ですが、地方の郊外の飲食店に行くと、わりとテイクアウトで購入する人は多い印象を受けていますが、
CoCo壱でもテイクアウトで購入されている人は多くいました。
イートインとテイクアウトの比率は5:5ぐらいではないかと思います。
特にテイクアウトで購入するお客さんはファミリー層が多かった印象です。
イートインのお客さんは家族連れで来る人もいますが、一人客が多くいたような気がします。


この店舗は、地方になりますので、タブレットでの注文ではなかったです。
都市部の店舗に行くとセルフオーダーがかなり入っている印象ですが、
まだまだ割合は少ないようです。

壱番屋の中計を出しましたが、国内のCoCo壱など既存の店舗では伸び代はそれほどないようです。
ジンギスカンやモツ鍋の会社の成長性・収益性は高いようなので、機会があれば見てみたいと思います。
ブランド力のある店舗だと収益性が高いのか気になるところです。



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