見出し画像

『子どもが不登校になったら読む本』

本日読んだ本はこちら

○興味の理由

・不登校児童のボランティアに参加することになったから。
・自分が不登校のときの、親の様子や思考を振り返る参考にしたかったから。

○内容について

・子どもは親のことをよく見てるし、親が自分に対して思ってることも子どもは十分わかってる。自分のことに対して必死にもがいて頑張っていることも、苦しんでいることも子どもは理解している。

・不登校は「怠惰・甘え」ではなく「エネルギー切れ」の状態である(もちろん前者の可能性も無いとは言えないが)。また、「学校を休んでいる=エネルギーを貯めている」という認識は違って、学校を休んでいることもエネルギーを減らしている要因の一つになることもよくある。

・子どもについて考えることも重要ではあるが、まずは「母親自身が幸せになること」が大切であり、自分がどうなりたいかを考える。

・子ども-親という関係には、当然ながら母親-父親の夫婦関係の状態も影響する。前者の関係だけでなく、後者の関係も見直す必要があるのかも

○内容以外について

・作者がオンラインサロンをやっていることから、フロントエンド(広告商品)の意味も含めて出版してるように感じる。2・3箇所、オンラインサロンについて発信している文章があった。
やはり、オンラインサロンと本は相性がいいのかもしれない。

・量が長すぎず、重要な文章は赤文字になっているので、2度目以降も読みやすい。

○1口感想

・本を読んで、まず率直に「分かるわ〜」と思った。自身の経験を振り返っても該当することは多いし、不登校の件を機に親の夫婦関係も少し変わったように思う。
わたしの親が不登校に関する本を読んでいたのかはわからないが、少なくともこの本に書いてあることが改善されたことで、いまの家族関係に対して幸せを感じている。

・子どもは親たちの残した課題を掃除する役割ではなくて、家族でありながらも親とは違う「独立した1人の人間」であることを忘れてはいけないと思う。

・あとホントに思うのは、親が子どもの考えてることがある程度分かるように、子どもだって家族なんだから親が何考えてるのかある程度分かってよねって話。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?