美人な妻と可愛い娘に囲まれた幸せな日々。
2/4 (土) AM7:34
〇〇「すぅ、、、、すぅ、、、、」
??『もう!パパったらまだ寝てる、、、』
??「あーやがおこす!」
??『そうだね!ドサって乗っちゃいな!』
??「うんっ!」
まだ夢の中をぶらぶらと彷徨っている中、朧げに誰かの話し声が聞こえてきた。
あぁ、、、いつも聴き慣れている妻と娘の声だ、、、、、
それと一緒にドタドタとこちらに迫ってくる足音が聞こえてくる、、、、、
??「えーいっ!!」ドサッ
〇〇「うおっ!!」
??「えへへっ!おはよぉ!」
〇〇「あぁ、、、おはよう彩、、、」ナデナデ
彩「うんっ!おはよ〜♪」
目が覚めた瞬間、俺のお腹に小さい天使が一生懸命に抱きついてます。
そして左右にゆらゆらと、、、可愛い、、、
〇〇「彩は可愛いね〜、、、」ナデナデ
彩「えへへ〜♪」
??「おはよ、もう朝ごはんできてるよ?」
〇〇「うん、ありがとう美波!」
美波「いいえ〜、それじゃあ彩とうがいしてきて?」
すると後ろから妻の美波が軽いため息をつきながら、だけど何処か嬉しそうに俺たちのもとにやってきた。
すっぴんだというのにメイク済みですかってくらいに整った顔、そしてきっちりした性格で俺には勿体無い女性だ。
〇〇「おっけ、それじゃあうがいしに行こっか。」
彩「はーいっ!」ギュッ
〇〇「おっとっと、、、」
ベッドに立っていた彩が勢いよく俺の方にジャンプ。
なんとかキャッチ出来たけど、なんかいつもより甘えん坊だな、、、笑。
美波「こらこら、パパに抱きつかないの〜。」
彩「パパとぎゅーしたいもんっ!
きのうまでお仕事で遊べなかったもん、、、」
〇〇「ごめんな〜?
急ぎの仕事が入っちゃってさ、、、」
先週、同僚がウイルス性の病気にかかって1週間の休職をとりまして。
その穴を埋めるべく彩と遊ぶ約束をしていた日に出勤しなければなりませんでした。
昨日、出社する時に『あーやとあそぶってやくそくしたのー!!』と泣かれたのは心がマシンガンで撃たれてるくらい痛かった、、、、、
〇〇「はい、ぐちゅぐちゅぺーして?」
彩「ぐちゅぐちゅ、、、、、ぺっ!」
〇〇「はい良くできました〜!」ナデナデ
彩「えへへっ!あーやえらい??」
〇〇「うんうんっ!あーやはお利口さんだね〜!」
彩「やった〜♪」
、、、、、、見ての通り俺は親バカ中の親バカです。
こんな可愛い天使が娘だったら誰でもそうなるだろうな。
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彩「てをあわせてくだしゃいっ!」
ダイニングテーブルの誕生日席に座っている彩が元気よく言う。
俺と美波は笑いながら彩の言う通りに手を合わせてみる。
あと彩ってサ行の発音が苦手なのもめっためたに可愛い、、、!
彩「いただきましゅっ!」
美波「はい、いただきま〜す♪」
〇〇「いただきますっ。」
彩は「いただきます!」の音頭をとると直ぐに目の前に置かれた一口サイズのトマトに飛びつく。
そして初めからお腹の空いたリスのように、口がパンパンになる程まで詰め込んだ、、、、、カシャカシャッ
あとで美波にもこの写真を送っておこう。
美波「そんな一気に食べちゃダメだよ〜?
喉に詰まって苦しくなっちゃうから、、、」
彩「モグモグ、、、、、らいひょーぶ!」
美波「はぁ、、、、可愛いっ!」
あっ、美波も俺と同じくらいの親バカであります。
彩のことが大好きでしょうがない母と父です。
彩「トマトおいひぃ〜♪」
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AM8:30
彩「パパ〜!なにしてあしょぶ〜?」
ご飯を食べ終わりみんなで片付けをした後、彩がぴょんぴょんと跳ねながらお気に入りのオモチャが詰まった宝箱をガサゴソと漁っている。
彩の後ろ姿から楽しさが滲み出てしょうがない、、、、カシャカシャッ
美波「はぁぁ、、、、、可愛すぎるよ本当に、、、///」
〇〇「そりゃあ美波の子どもだからね〜。」
美波「なにそれ笑」
〇〇「美人な美波の子どもだからってこと。」
美波「もぉ、、、///」
美波は初めて会う人には、端正な顔立ちと高い身長から『怖い』って印象を受けがちです。
だけど実際には彩にも負けないくらい可愛くて魅力的な女性。
褒めたら5分は照れたままだし、料理は上手いし、2人でいる時はすぐに手を繋ぎたがるし、、、
〇〇「いつもありがとな、美波。」ナデナデ
美波「急にどうした、、、、、///」
〇〇「美波のこと考えてたら言いたくなった。ダメ?」
美波「続けて、、、///」
彩「、、、、、、、、、」
すると俺らのイチャつきを傍目していた彩が、たくさんのおもちゃを持って俺の膝に座ってくる。
何やらご機嫌斜めなご様子。
彩「もぉ!おままごとしゅるっ!!」
〇〇「あれ?彩ちゃんどうしましたか〜?」
彩「だって、、、、、
ママがパパをひとりじめしてるんだもん、、、、、」
そう口をすぼめながらおままごとの準備を進めていく彩。
え、何この愛おしすぎる子、、、
彩「あーやはパパのおくしゃんね!!」
美波「えー?じゃあママはどうすればいい?」
彩「ママはあーやたちのこども!」
美波「はいはい。笑」
彩「パパはおしごとから帰ってきたときね!」
少し拗ねてしまった彩を微笑ましく思いながら、彩が言った通りの設定でとりあえず始めてみる。
彩「おかえりなしゃいっ!」
〇〇「ただいま!
今日もお仕事で疲れちゃったな〜、、、」
俺はネクタイを緩める小芝居を入れながら手探りに始めてみる。
彩は少し恥ずかしがりながら俺に向かって言う。
彩「、、、そんなパパにごほうびがありましゅ!」
〇〇「ん?ごほうびってなにかな?」
彩「それはね〜、、、お顔こっちにむけて!」
〇〇「こう?」
俺は彩に向けて少し顔を近づけてみる。
ご褒美ってなんだろうな、おもちゃの金メダルとか首にかけてくれるのかな?
彩「きょうもおつかれしゃま!!」チュッ
〇〇「えっ!?」
美波「あららっ、、、笑」
彩「パパたちがいつもやってることだもん!
あーやはパパのおくしゃんだからいいよね〜♪」
満足気に笑う彩が可愛いのと同時に、俺と美波がやってたことを見られてたのがなんか恥ずかしい、、、笑
どうやら彩は思ってたよりも大人だったようです。笑
すると、すぐ隣にいたこども役の美波が俺に向かって、、、
美波「あっ、パパだ〜♪
おかえりなさ〜い!」ギュッ
〇〇「えっ?」
思いっきり俺の腕に抱きついて、ニヤニヤと彩の方を見つめている。
こいつ、、、ちょっと彩で遊んでるな、、、、、笑
彩「あぁーっ!ぎゅーしゅるのだめっ!」
美波「あれれ?彩だっていつもしてるよ〜?笑」
彩「あーやはいいけどママはダメーっ!」グイグイッ
美波「えーいいじゃ〜ん!笑」
右隣からは美人な妻が。
左隣からは可愛い娘が。
俺を取り合ってるこの状況、、、、、幸せだな、、、、、
美波「パパは私のことが大好きだからいいよね?」
彩「パパはあーやのことが大好きだもんっ!」
なにこの可愛い子たち。
おっと、そろそろ彩が泣いちゃいそうだ、、、
彩「うぅ、、、、、」
〇〇「パパは彩もママのことも同じくらいに大好きだよ?」ナデナデ
彩「、、、ほんと?」
〇〇「もちろん!ママも彩で遊びすぎないの。笑」
美波「ふふっ、、、ごめんね、あーや?」ナデナデ
彩「、、、、、、うんっ!」ギュッ
彩がめいいっばいに両手を広げて俺と美波を抱きしめてくる。
今日も一日、幸せな日々を送っています。
彩「パパ!ママ!だーいすきっ!!」
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