オフィーリア

日々徒然なるままに、書き続けられたら。

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日々徒然なるままに、書き続けられたら。

最近の記事

だけど読書はやめられない

 そういえば、おばあちゃんが救急車で運ばれたあの子ってどうしてるんだっけ。 というか、あれ?誰だっけ?と、朝の静かな電車に揺られながら、うまく回らない頭を奮い立たせて思い出したのは、実在する友人ではなく、ある小説にでてきた主人公だった。 これ、私はたまにある。  本を読んでいると自分の人生をどこかに置いてきてしまう瞬間がある。主人公が自分の遠い親戚のように感じたり、友達の友達だったかもしれないと思うときもある。 ここでは、あくまでも張本人ではなくその近くにいる人間という距離

    • コーヒーはいかがでしょう

      毎日、さして気にせず触れて過ごしているものなのに、 それがないと、なんだか一日中落ち着かないくらいに自分の身体に染み付いているというのに、 ふと、立ち止まって見つめたことがないものってないだろうか?  私にとってそれは、コーヒーで。そう、珈琲。 今の職場になってからは毎朝、会社の近くのカフェで一時間程、静かに過ごす時間をつくるようにしている。  下がる瞼を抱えながら、自分の身体を騙し騙し通勤電車に乗せて、気づくとまた今日も同じデスクに座っているというルーティンがどうも嫌い

      • グッドモーニング

        やりたいことがあるけど できない と何度、Yahoo検索に打ち込んだか分からない。 今朝で何回目だろう。 まとまったお休み(3日以上)の後の朝は、何故だか分からないけれど、泡のように消えていくやる気が生まれる時がある。 そしてこの感覚を忘れないように次の休みには、あれをあーして、ここにいってあれを、、、などと自分を奮い立たせることを目論んだりするのだけれど、これもこの数分後には忘れてしまうところまでが一連のルーティンだ。 たとえ覚えていたとしても、せっかく新しく生まれた

      だけど読書はやめられない