10月17日

この日も朝は微熱まで降下。
どうやら朝は熱が下がるらしい。
ただし、動こうかじっとしていようが、熱は出るという事が分かったのでこの日はどう過ごそうか迷う。
ようやく元気になってきたし、そろそろ職場にも電話をしなくてはいけない。
まあ、忙しいだろうからするなら午後だなあ、と思っているうちにすっかり午前中は眠って過ごしてしまった。
え？お昼ご飯食べられるか？
と思ったが、意外と食べられた。
うーん、どうも胃腸の様子がおかしい。

午後元気なうちに職場に電話。
熱が下がらないので、退院も未定という事を伝えた。
恐らく私の体質のせいならば、通常より反応が強くて時間がかかる、という事なので、日にち薬かと思われる。
うん、髄膜炎ではなさそうだ！

それにしても、少し胃腸の感覚は蘇ってきたが、不穏な動きを繰り返すようになった。
そう、私は潰瘍性大腸炎。
この病気は、症状があまり出ない寛解期と症状が強く出る活動期を繰り返す。
ここで活動期はやめてくれ。
と心から願う。
しかもこの時はまだ確定診断をされる前で、薬の処方もされていなかった。
整腸剤も持って来るべきか迷ったものの、ここは病院。
必要なら出して貰えばいい！
と安易な気持ちで来たのだ。
それに、術後というのはものすごい量の抗生物質を入れる。
それで調子が悪くなっている可能性もある！

とこの日まではまだ気楽だった。