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2022年10月12日 入院

入院前日、Y先生の所へ行った。
「まあ、私の経験上術後もしばらくテグレトールはいるわ」
という事で大量に貰ってきた。
そして、来られるようになったら必ず来て、と。
ここから私の三叉神経痛治療は、麻酔科、脳外科のふたつの科で治療していく事になる。

入院当日。
朝慌ただしく、というほどでもないがサクッと準備を済ませて予定通り出発。
予定通り到着。
前回は午後に行ったので、午前の患者の多さにやや吃驚。
駐車の誘導の雑さにも吃驚。

あまり緊張もなく検査を終えて、入院へ。
血液検査にレントゲン、あとは聴力検査も。
今日はT先生は他で難しい手術をしていて不在との事。
一緒に働いているとひしひしと感じるが、本当に医者はタフだ。

そんなわけで術前の説明はG先生ひとり。
入室していきなり
「めちゃくちゃ耳いいですね!」
え?あの聴力検査ですか??
実はこの聴力検査、健康診断で受けるような簡単なものではなく、
ものすごくハイレベルなものだった。
正直大丈夫だったのか不安だった。
夫には「地獄耳だから」
と言われた。
うるさい!

ちょうどいいので、テグレトールの副作用か音が変な風に聞こえる、と言ったが、そんな副作用はあまり聞いた事がないと・・・
え?そうなの??
どう考えてもテグレトールだと思うけどなあ。

その後夫と別れて入院へ。
そしていよいよ剃髪。
と多少緊張したものの思ったより剃られていない?!
せっかくならもっと思い切っていってもらっても良かったのに・・・。

お昼ご飯の後、代わる代わるくる手術の説明と同意書。
一番好きなタイプは麻酔科の先生だった。
午後シャワーから戻る途中、廊下で声をかけられた。
汚くはないが、よれよれの白衣をさらっと来ており、
あの力の抜けた感じ、一件人見知りそうだけど、聞くと色々喋り出す。
噛めば噛むほど味の出るタイプ、だと勝手に推論。
そして、麻酔科の先生には聞いておかねばならない質問が。
「私、以前笑気麻酔が効かなかった事があるんですけど、大丈夫ですか?」
そう、以前不妊治療で受けた手術で笑気麻酔が効かずひどい思いをしていた。
「ああ、大丈夫だよ。
僕らが使う麻酔の量はその何十倍もの濃度だからね」
と、軽く言われ一安心。
「もし術中覚醒したとしても脳波で分かるから、
すぐに追加で麻酔入れるから大丈夫だよ」
よし!これで私の不安はなし!
そして、その後先生は過去に術中覚醒をした患者がいた事、
脳波を見ていても気が付かなかった事など色々話してくれた。


そして、そのまま入院1日目は穏やかに過ぎていった。

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