見出し画像

なぜ僕はポケモンSVで勝てないのか②〜使ったパーティの何が良くなかったのか〜

前回テラスタルについて考えてみることで、
テラスタルは不利な展開を覆す性能があることが今更ながら分かった。
(2024年1月 レギュレーションF現在 発売から1年が経過)

テラスタルの捲りにも大きく分けて2種類あることがわかった。
①攻めのテラスタル(タイプ一致テラスタル、技範囲を広げるテラスタル)
・本来突破できない相手を責め崩すことができる
・苦手な相手は苦手なままなので使い所が難しい。(タイプ一致テラスタル)
・早いポケモン、先制技が強い、打つタイプが受け辛い など が適している
例)妖ハバタクカミ(早い、タイプが受け辛い)
  悪一撃ウーラオス(先制技が強い、タイプが受け辛い)
  電気パオジアン(早い)

②守りのテラスタル=苦手な相手へのカウンターができるテラスタル 
・本来苦手な相手に対して強気に出られるので、捲りやすい
・逆に別の苦手な相手が発生する場合があるので、全抜きとかはなかなか難しい
・遅いポケモン(早くてもいいが)、耐久が高いポケモン、アンコール再生技持ちのポケモン、苦手な相手を一撃で倒せるポケモンなどが適している気がする。

例)鋼ドラゴンタイプ(ガブリアス、カイリュー、セグレイブとか)
  毒ガチグマ、水ハッサム、草ヒードラン、草ウルガモス

実際に僕が使ったパーティの反省点


まだマシだったパーティの成功例(飽くまで僕の中で)

1.ドヒドチオンツツミ  (順位:7000位 くらい)

テツノツツミはCSぶっぱ

ドヒドイデを使ってみたくて作ったPT。
ドヒドイデとタイプ相性が良いチオンジェンを組ませて、
保管にテツノツツミを入れたらけっこう強かった。

初手のテツノツツミが推し切れそうならそのまま攻めて、
きつい相手ならクイタン⇨ドヒドチオンで受ける動きは、
相手のテラスタルを誘発させられたり、交代に対して後出しできていたので安定性があって強かった。

使う前は知らなかったが、チオンジェンが炎テラスタルをすることで
ウーラオスハバタクカミオーガポンあたりを捲り返すことができていたので、
知らず知らずの内にチオンジェンに守りのテラスタルとしての役割を与えることで不利な展開を「捲る」または、有利な状況を「維持」できていたのか

また、ドヒドイデがなんとか毒ビシを撒く→チオンジェンたまにランドロスで粘って勝つ というプランを途中で初めて確立できたので
ドヒドイデを選出する=毒びしで勝つ
ドヒドイデが出せない=パワーでゴリ押す 
選出のプランが僕の中で落とし込むことができていたので、勝てそうな相手、負けそうな相手を見極めることができていたのかもしれない。
思えば、毎回僕が作ったPTは練度が低く、数戦やって入れ替え数戦やって入れ替えを繰り返していたのでなかなか選出プランが決まらず
なんとなく負ける、なんか勝てた を繰り返していた気がしてきた。
今は独り言みたいに書いているので読み飛ばしていただいて大丈夫です。

また、僕の癖として基本選出を崩すことが苦手で軸のポケモンを決めたら
よほど刺さっていない限り基本的に選出していたのも問題だった気がする。

僕はパーティを作る時は、軸のポケモン+相性補完+2匹で勝てないやつに勝つ枠 で基本選出を決めてそこからさらに補完を足していくやり方をしていた。
この作り方の中でテラスタルは飽くまでそのポケモンが苦手な相手を倒すタイプに変えることしかあまり考えておらず、テラスタルを捲るために考えることができていなかった。
ハバタクカミを妖テラスにしていたのも、メガネはなんか妖テラスにした方が強いイメージがある程度のものだった。

ハバタクカミ⇨チオンドヒド
テツノツツミ⇨チオンドヒド  でほとんど選出する予定だったので
ランドロスとサーフゴーを入れた理由は、
地面飛行枠の採用(ランドロス)
相手の毒タイプ選出を減らす(サーフゴー)程度でしかなく、
チオンジェンが刺さっていなかった場合のテラスタルで捲れるポケモンが採用できていなかったのが弱点だったのかもしれない。

こんなパーティでも(僕の中では)成功した要因としては、
・ドヒドイデが毒ビシを撒くことができればチオンジェンで積ませられるという勝ちパターンを僕が理解していた=ドヒドイデを出さない時の判断がしやすかった。
・パーティ全体の種族値が高い
・サーフゴー以外みんな選出していた。

これでも僕の中ではまだ全然マシな部類である。

パーティ失敗例

2.ニョロキュウツンベアー (順位:50000位くらい)

ツンベアーの4はどっかに振ってます

ニョロトノを使いたくて作ったPT。
初手にキュウコンがオーロラベールを貼って、
ニョロトノに交代、脱出パックが発動し、
オーロラベール すいすい状態の水ツンベアーがすべてを粉砕するというPT。

ニョロトノ↔︎キュウコンでスイッチすることで常に天候が切り替わるので
半永久的に雨を降らせ続けられることと、ツンベアーが一見ゆきかきかすいすいかわからないこと、最悪雪状態でもツンベアーのBは1.5倍になるので
シナジーがすごくて作った時は最強のPTだと思っていた。

実際は、ツンベアーが雨水テラスしても打つのはアクアブレイクなので
Hぶっぱサーフゴーもハッサムも倒すことができず、ツンベアーがやられた瞬間にニョロトノとキュウコンでは攻撃性能が低すぎて負けるパターンが頻出した。

後半は、岩ポンがいる時に出そうと決めていた水ウーラオスが普通に強かったので、やっぱり使用率は嘘をつかないことを実感して静かに解散したのだった。カイリューはほとんど出した記憶がない。
ドクロッグは当時そこそこいたゴリランダー用に入れていた。

このパーティの反省点としては、
・攻撃性能をツンベアーに一任しているが、ツンベアーの攻撃性能が低い
・試合早々にこっちのパーティをすべて公開するので、一貫した技が打たれやすい
・ニョロトノキュウコンを出さない時の選出パターンがない=9割の試合でこいつらを出していた

自分の成功例と失敗例の反省から、
次回パーティを作る時に参考にすべきこととしては、
・どうすれば勝てるか の勝ち筋を考える
・勝ち筋から選出パターンを考える
・パワーの高いテラスタルができるポケモンを軸にして考える

次回は実際に使うパーティを考えていく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?