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オークス(GⅠ) 回顧

  1着 ◯ チェルヴィニア
  2着 ◎ ステレンボッシュ
  3着 △ ライトバック

  4着 △ クイーンズウォーク
12着 ▲ コガネノソラ
13着 △ サフィラ

上位人気馬決着となったが、騎手力と厩舎力を改めて感じたレースとなった。

2歳時からポテンシャルは世代ナンバーワンとの呼び声高かったチェルヴィニア
故障休養明けで挑んだ桜花賞で惨敗後、よくぞここまで立て直した陣営に拍手を贈りたい。
2歳時に高い評価を受けていたものの、その後故障してそのまま…という馬を数多く見てきたので、この馬の復活は本当に嬉しい!
アルテミスSで見せた衝撃的な走りはやはり本物だった。
オーナー・厩舎・エージェントとの絡みもあったとは思うが、ステレンボッシュではなくこの馬を選んだルメールJもさすが!
東京コースでこの人に逆らってはいけないと改めて感じる素晴らしい騎乗だった。

惜しくも2冠を逃したステレンボッシュ
内外から厳しくマークされ窮屈なシーンもあったが、ほぼノーミスのレースだったのでは?
勝ち馬との1/2馬身差は、最後の直線で追い出しを待てたルメールJと待てなかった戸崎Jとの分。
これもタガノエルピーダとラヴァンダとの間にできたスペースを確保するために、先にステレンボッシュが踏まざるを得なかったため。
右トモの落鉄はさほど影響なかったようだが、内外とのトラックバイアスは多少影響したか?
お互い無事に夏を過ごして秋華賞で勝負づけを。

3着はライトバック
彼女にしては耐えた方だが、やはり気性的にこの距離は長かったか?
最後の直線も、狭い進路を選択したこともあってかもうひとつ伸びに欠けていたように思う。
1・2着馬とは差があったが、3着争いを制した勝負根性は評価できる。

4着はクイーンズウォーク
予想外に好スタートを切り、道中もスムーズ。
あともうひと呼吸追い出しを待てなかったのはやはり距離か?
力は出し切った。

5着は未勝利上がりのランスオブクイーン
直線の入り口で早くも先頭に立ち、後続に吸収されると思いきや、脅威の二枚腰で最後まで抵抗。
一番強い競馬をしたのはこの馬かも?

6着はスウィープフィート
昨年から休みなく走り、今回は初の関東輸送も。
現状の精一杯だったように思う。
騎手より少し距離が長かったかも?とのコメントも。

12着はコガネノソラ
馬のリズムを大事にしたとのことだが、ステレンボッシュよりも後ろの位置では勝負にならない。
距離も少し長かったか?GⅠの壁に跳ね返された。

13着はサフィラ
特記事項なし。
2歳時にチェルヴィニアの2着だったというのにこんなにも差がついてしまった…残念。

2024年回収率:66.4%
      的中率:14.5%

サポート? いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや…