認知症の予防が日本を変える

「ラジオ聴く」が効く

認知症の予防に良いとされることは、色々とあります。
僕はある日、「オッ、そういえば!」と思い出したように本棚から1冊の本を取り出しました。それが『ラジオは脳にきく』(著者:板倉徹)です。
著者の和歌山県立医科大学附属病院院長で脳神経の専門家である板倉徹教授は次のように述べています。

「認知症の何よりの予防となるのが、日々の脳の鍛錬です。逆に、脳にとって一番悪い習慣は、一日中テレビをつけっぱなしにしてボーっと見続けていることです。」

「ラジオは脳にきく」著者:板倉徹

そして、認知症予防にオススメなのが、「ラジオを聴くこと」
その理由として

場面を想像することが脳を鍛える
ラジオは音声の情報しか脳に届かないので、耳で聞いた情報から想像力によって情景を視覚化するという「場面想像」が脳を活性化させるのです。

●「同時に二つのことをする」が脳を鍛える
ラジオの良いところは、ラジオを聴きながら他の作業をすることができることです。同時に二つのことを行うことは、脳にはかなりの負担をかけることになり、脳をとても活性化させているということでもあるのです。
ちなみに、認知症の大半を占めるアルツハイマー病にかかると、同時に二つのことを行うことができなくなります。

僕は地元のFMラジオ局をよく聴いているのですが、馴染みの地名や用語、知り合いの人などがよく出てくるので、想像しやすく脳の活性化にも良いだろうなーと思いながら、日々の活動をしています。


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