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#4 【リベンジ編】架空の生活者に「冷凍食品」についてインタビューしてみた

こんにちは🙋

このブログは、日々の仕事の中で発見した気づきやナレッジ、生成AIに関する情報やマーケティング業務に活用できるアイデアなどをシェアしていくブログです。

私と同じように何かにチャレンジしていく人の参考になれば幸いです。

書いている人:
福岡出身。地方国立大学卒業後、デンタルテック企業のマーケティング部署にて自社のPRやLINEを活用したCRM/CSチームの立ち上げを経験。その後、AnyMind Groupにて、ECサイト向けのSNSマーケティング領域やパブリッシャー向けの収益化コンサルタントとして従事。2024年2月より現職。Career Essentials in Generative AI by Microsoft and LinkedInコース修了。

【前回】架空の生活者に「冷凍食品」についてインタビューしてみた

前回のnoteでは、架空の生活者に実際に「冷凍食品」についてインタビューしてみました。

本記事のプロンプトやこれまでの流れはこちらをご覧ください!

今回はもっと質問してみる

前回の反省を踏まえて、今回は私が直接質問をしてみます。
どのようなインタビューになるでしょうか?

まずは「冷凍食品を買ってよかったと思う場面」について質問します。

買って良かったと思う場面について、下記のような場面を上げてくれました。

仕事で忙しく帰りが遅くなったとき

確かに便利ですね。ただ回答が当たり前というか、なんというか。
このくらいの内容だったらすぐ思いつく気もします。

予期せぬ来客があったとき

なるほどw これは、どうでしょうか。私はこういう使い方をイメージしたことは無かったですが、確かに冷凍されたケーキとかは使えるかもですね。

食材をロスせず経済的に使い切れたとき

独身だという情報から導き出してきたのでしょうか?確かに一人暮らしは食材も余りがちで、使い切れないこともよくあります。経済的で効率的なのも納得です。

次に、「週にどのくらい使っているか」を質問します。

うん、

与えた情報のペルソナになりきってそれっぽい回答をしてくれていますね。

最後に、「冷凍食品に感じる不満」を聞いてみます。

うーん。こちらは少し微妙ですかね?

味は冷凍食品は特にそこまでばらつきはない気がします。
パッケージと実物が違うこともあるかもですが、もっと重要な不満がありそうです。

【参考】冷凍食品に関する調査(2023年)

GPTくんの回答がどのくらいもっともらしいかを判断するために、2023年の調査を引用します。

『忙しい』『すぐに食べたい』というリアルな消費者の様子は捉えられていそうですね!

また、冷凍食品に感じる『割高感』や『パッケージと実物のギャップ』という観点も案外的外れではないようです。

ただし、『すぐに食べたいとき』や『冷凍庫内で場所をとる』といった、各質問での上位のインサイトは今回の実験では得られませんでした。

改善案

今回は試験的にChatGPT3.5を利用して実験を行いました。
そのため、より性能の高いGPT-4やclaude 3を使うことでもっと実際の生活者に近い回答をしてくれるのではないかと思います。

また、プロンプトを介して行うやりとりももっと改善ができそうです。
最初に渡すペルソナ情報をもっと詳しくしてみるのもアリですよね。


結論、まだまだこのAIペルソナの可能性は無限大のようです。

アイデアはたくさんあるので、また形にしてみます。

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それでは!

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