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【ちゅーがく理科】ジャムボードを使ったキーワードを当てる面白い授業 タブレットでの個別最適な学びを実現

今日は久しぶりに理科です。
指導案の提案をさせてもらいます。

パフォーマンス課題というより、今日は先生がなるべく話さないで、生徒たちだけで進めていける、そんな素敵な授業を提案します。

本当に先生たちはこの授業では途中指示以外喋ってはダメですよ。
授業の最後に一言だけ、
「正解」
とだけ先生はしゃべっていいことにします!笑
半分冗談で半分本気の話です。

単元は地学、活きている大地の「語る大地」です。
今日の授業は、生徒から生徒にあるキーワードを当てさせるという授業です。
そのワードにたどりつけば、「正解」と言って授業を終える、
そんなイメージをしています。
みなさんも読みながらキーワードを当てて見てください。
では指導案を提案します。

①導入 ジャムボード活用 

千畳敷、英虞湾、琵琶湖について調査活動を行う

先生
さぁ、ここは三重県の海岸。
こんなきれいな海、そして変わった地形が見られました。
もう写真を撮るのに夢中で。
今日はどんな授業かというと、先生が今ここにあるカードに
2つのキーワードを書いているんだ。
このキーワードが当たれば、今日の授業は終わり。
タブレットを駆使して、このワードにたどり着いてね。

では指令です。
今から3つの日本の絶景スポットを紹介します。
そのスポットについて、その情報をたくさんGoogleのジャムボードの付せん機能を使って書き込んでほしいのです。
なるべくたくさんの情報を書いてね。

では3人グループで手分けして調査活動をしていきたいので、
好きなグループを作りましょう。
3人のうち、「Aは千畳敷」、「Bは英虞湾(読み方は教えない)」、「Cは琵琶湖」についてそれぞれ調査してください。
できるかぎりたくさんの付せんを使うように。
写真も入れていいよ。
では、20分間で行きましょう。

生徒のジャムボードのイメージ

②調査活動で出てきた分からないワードを追調査する

先生
ではでは、調査した内容に分からない言葉がいくつかあると思います。
もう少しそのワードについて語れるよう、調査活動を進めていき、ノートにメモしてこう。
例えば、こんな感じで。

③グループでそれぞれ調査内容についてプレゼンしあう

先生
では、それぞれの調査したことについてプレゼンしあいましょう。
新しく出てきた単語については、説明してあげて下さいね。

④3つのプレゼンに共通しそうな付せんをピックアップして一覧にする

先生
A~Cのプレゼンを聞いて、少し共通点が見えてきたかもしれません。
キーワードに関わりそうな付せんを、新しいシートに集めてみましょう。
*こんな感じで集めましょう。

⑤キーワードを先生に伝えに行く


先生
では、付せんをみていくと、ある2つのキーワードが浮かび上がってきます。
そのキーワードはもちろん教科書にも載っています。
分かった子から、先生にそのキーワードをノートに書いて伝えに来てください。

生徒
「先生、隆起と沈降ですか」
先生
「正解」
「変わった地形ができるには隆起と沈降が関わっているんだね」

読んでくださってありがとうございました。

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