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別に悲観してるとかじゃなくて、そのままがこれというだけで

生まれながら持っているのが性質。
環境や経験が影響して作られるものが性格。
歳を重ね学びながら身につけていくのが人格。

読んだ本の中に書かれていた言葉だと友人が教えてくれた。
友人と別れた後も頭に残っていた。

自分の性質を考えれば考えるほど、お粗末なものばかり出てくる。
人に対して思いつくありとあらゆる悪口すべてが自分の性質に当てはまるような気がした。


たまに何人かで食事しながら話していると
「〇〇さんって優しいよね」
「〇〇、ええ感じの男になったよな」
こんな馬鹿みたいなことを言ってくる人が居る。
そんなぺらっぺらの薄い言葉に喜ぶことは無く
「あ、そう。」とそっけなく流してしまう。


いくら性格が良くなり人格が育ったとしても、屑のような性質が無くなることはない。
良く見えると言うなら、それは隠れている部分を見ようとしていないだけだ。

出来上がったと思えばすぐに壊して作り直す。
繰り返し。繰り返し。
そうやって屑のような僕がなるべく出ないように強化させていく。


どこからか声がする。
「嘘つき」

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