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特色選抜について


特色選抜とは

昔の推薦に代わるものとして近年導入されている特色選抜。推薦の時と違い、「自己推薦」で応募できるのが特徴となっています。基本的に誰でも、好きな学校に応募できるので人気があります。
特色選抜では「合格の可能性が増える」メリットがあります。

特色選抜の落とし穴

しかしながら、メリットだけではありません。実は大きく二つ「デメリット」が存在します。

デメリット①
一つは、「特色のための対策」をする必要があるということ。「面接」「小論文」が必要な学校が多いのですが、これが結構負担。普通に受験勉強を全力でやる時期に、他の対策をしないといけない。しかも、特色は対策をどんなに頑張っても「落ちる時は落ちる
私は何年も特色の対策をやっていますが、それでも特色が全員合格した事なんてありません。それ位、確実性の低い受験なんです。

デメリット②
そして、もう一つの落とし穴、これが一番重要なのですが
特色で受かると思ってしまう」こと。こういう考え方になる受験生、保護者様が沢山います。「受かりたい・受かってほしい」気持ちが大きくなると「受かるはず」・・・この気持ちになると普通の受験勉強に身が入らない。こういう受験生を多く見て来ています。そして一番ダメージが大きいのが特色で落ちてショックを受けすぎるパターン。「もうダメだ・・・」「勉強に身が入りません」このようなケースが最悪のパターンです。


人は弱いもの

人は弱いもので「受かりたい」気持ちになるのは仕方のないことですが、特色選抜には「メリット・デメリット」両方存在します。メリットにばかり目を奪われないようにして欲しいです。デメリットをしっかり認識して、リスクを受け入れる、そういう人が特色選抜を受験できるのです。「悪い想定」をするのは勇気のいることですが、「リスク管理」は非常に重要です。

平常心で

特色選抜を受験する場合、いい面、悪い面をしっかり理解した上で、「入れ込みすぎない」ことが本当に大切です。あくまでも「受験の回数を増やすため」と思って、特色を申し込んだら「一旦忘れる」べきでしょう。あくまで普通の受験をするのだと、強く思っていて下さい。

新栃木校では特色選抜の対策をしっかり行いますので、対策は塾に任せて、「受験生は受験勉強に専念」これがいい形だと思います('ω')ノ


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