企画のたまご屋さん その18
なぜ企画書を書くのか?
『企画のたまご屋さん』に、
企画を応募していただく時には、
必ず、企画書を書いていただきます。
とはいえ、初めて企画書を書く方にとっては、
雲を掴むような話です。
そこで、なるべく簡単に書けるよう、
『企画のたまご屋さん』では、
雛形を用意してあります。
各項目を、
1つずつ埋めていけば企画書は完成します。
実際に、その雛形を公開させていただきます。
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〈企画書の必要項目について〉
1)タイトル
2)サブタイトル タイトルの補足説明
3)キャッチコピー 読者の興味をうまくとらえたもの。
4)本書の内容 ジャンルは何かを明記。
この本はビジネス書なのか実用書なのか写真集なのか文芸書なのかを記述する。
5)著者名
6)著者プロフィール 略歴。
7)監修者 なければ省略。
8)監修者プロフィール
9)企画意図 この本を企画した理由、この本が売れる理由を列挙してください。
10)企画の背景 この本は、なぜ今年出版されなければならないのかの理由付け。
11)読者ターゲット
12)類書
13)類書との差別化
14)体裁など
15)原稿完成の予定
16)企画者の要望 推薦文をもらえそうな人があれば、推薦者の候補をあげてください。
17)この本を制作するために有利な条件
企画者がすでに類書を何冊か書いている。
膨大な資料がある。ネットワークの中心人物にコネがある。
自分で販促活動ができる。著者に知名度がある。
18)目次構成
19)見本原稿
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
この雛形に合わせて『企画のたまご屋さん』に
応募していただいていますが、
多くの企画書が的外れです。
その原因は、
企画書は、そもそも、なぜ、書かなければいけないのか。
ということがわかっていないからです
さて、ここで、皆さんに質問です。
企画書とは一体何のために書くと思いますか?
今回、あえて、
この場では答えを出さず、
これを宿題とさせていただきます。
もし可能なら、
あなたの答えを、
コメント欄に書いていただければ幸いです。
最後に、
ヒントを書いておきます。
★それは誰に向けて書くのか?
★それは誰に提出するのか?
★何が目的で提出をするのか?
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