「超ワード」にまつわる考察

世の中には「超」が付く言葉がたくさんあります。

だいたいの「超」が付く言葉は、
「こんなの普通じゃない!とにかくすごいぞ!ヤバい!」
みたいな感じの意味合いで使われることが多い。

これらの言葉をまとめて「超ワード」と命名する。今僕が決めた。

僕が知っている超ワードといえば、
超能力、超次元サッカー、超歌手、超恋人…

超能力はわかる。スプーン曲げたり、人の心読んだり、過去にあった迷宮入り殺人事件を解決しようとしてみたりするやつ。解決したことは多分一度もないが、テレビでやってたら絶対に見てしまう。悔しい

超次元サッカーもわかる。元気な中学生が大きくハッキリ見える背後霊を駆使してボールを止めたり、炎を纏ったり、グラウンドにペンギンを呼んだりする。自分の足に負担をかけてでもペンギンを呼んだりする。

超歌手。これもちょっとわかる。超歌手とは、大森靖子のこと。
湧き上がる感情を音楽に叩きつけて妥協しない創作活動をする歌手。
と僕は解釈している。かっこいい。

超恋人。これはわからない。「20代で得た知見」という本でちょこっと出てきた超ワードである。
この本では、超恋人についてこう説明されている。

私は恋人より、超恋人が欲しい。
超恋人って、なんだよ。知るかいや。

20代で得た知見 /  KADOKAWA

失礼、説明されてなかった。紹介されてただけでした。
超ワードは基本全部「ヤバい!エグい!」で理解できるのに、この超ワードは何が何だか、よく分からない。
超恋人は何をしてくれるかも分からないらしい。
超恋人は宇宙人かもしれないらしい。

よく分からんけど、超すごいってことだけはなんとなくわかる。
だから、よく分からなくても、「超恋人」は歴とした超ワードである。
つまるところ超ワードは超すごい。


ちなみに「超すごい」も超ワードである。

そして、「超ワード」もまた、超ワードである。

超ワードは超すごいので、永遠に、続いたそうな

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